スマート農業×有機農業 官民連携「おおぶニック米」栽培実証 愛知県大府市2024年5月30日
愛知県大府市は、農薬・化学肥料を使用しない有機農業で生産された「おおぶニック米」の効果的な栽培実証を官民連携で推進。リモートによる水管理などスマート農業技術を取り入れる。また、令和5年度におおぶニック米を初めて学校給食で提供しており、給食での提供拡大を目指す。
「おおぶニック米」の田植え
大府市は、農業分野での環境負荷低減のため、有機農業を進めている。作付面積の拡大には、栽培の省力化や安定生産に向けた技術の確立が必要となるため、国の「グリーンな栽培体系転換サポート事業」を活用。
同市内で有機農業の裾野を広げるため、生産者・市民団体などが構成員となり、2023年2月に設立した「おおぶニックのWA」が主体となり、リモートによる水管理などスマート農業技術を取り入れて官民連携で「おおぶニック米」の効果的な栽培技術の実証を行う。
◎おおぶニック米の水管理システムによる技術実証の概要
設置機器:水田ファーモ(水位センサー及び給水バルブ)
設置場所:①大府市明成町2丁目②大府市横根町浜田
技術内容:スマートフォンを使ってリアルタイムで水位を確認するとともに、スマートフォン操作で給水ゲートを操作してリモートで水位の調整を行い、水管理にかかる作業時間の短縮を目指す。
実施体制:市内有機農業者グループ「おおぶニックのWA」、県農業改良普及課、JAあいち知多、ヤンマーアグリジャパン株式会社で組織する検討会(事務局:市農業振興課)において実証。
その他:水管理システムのほか、機械除草の実証も実施。
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