フランスCIRADのオレンジ病害対策 共同研究に参画 サントリー2024年6月7日
サントリーホールディングスとサントリー食品ヨーロッパ社は、オレンジの収穫量が低下する要因の一つとされる「カンキツグリーニング病」への対応を見据え、フランス農業開発研究国際協力センター(CIRAD)によるオレンジ病害対策の共同研究に参画する。
カンキツグリーニング病は、オレンジなどの柑橘類が感染する細菌性の病害で、形や味など果実の品質低下を引き起こす。昨今、オレンジの収穫量が年々減少しており、その理由の一つと言われている。
今回の共同研究では、今年から6年かけてカンキツグリーニング病への耐性が向上したオレンジ品種の開発・栽培に取り組む計画で、順次、スペイン、ブラジル等で適応性の検証を開始する。
サントリーグループは、世界で製造・販売するさまざまな清涼飲料にオレンジ果汁を使用している。今回の共同研究について、サントリーホールディングス グローバルソリューション部長のBrian Golden氏は「本研究への参画は、農業の持続可能性に尽力したい当社の姿勢を示すもの。
カンキツグリーニング病への対応を研究することで、オレンジの安全・安心で、安定的な供給を目指す。
また、バリューチェーン全体に適用できる革新的な解決策を模索し、中長期的な地域社会への課題解決支援にも取り組む」とコメントしている。
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