次世代スマート農業パッケージを公民連携で推進 タカミヤと日鉄興和不動産から資金調達 AGRIST2024年7月3日
AIとロボットを活用したスマート農業を推進するAGRISTはシリーズBラウンドの資金調達を実行。次世代スマート農業パッケージを公民連携で推進することを目的に、新規投資家としてタカミヤと日鉄興和不動産を第三者割当増資の引受先として調達した。企業と行政と連携し、AIとロボットを活用した農業課題の解決を推進する。

AGRISTは、2019年に農家との勉強会から誕生した課題解決型のスタートアップ。収穫の担い手不足の課題を解決するロボットの開発からはじまり、2021年には農業生産法人を設立した。AIとロボットを活用した社会課題解決型の農業パッケージ「Sustagram Farm」を開発し、行政と企業と連携した事業を全国で展開している。
このほど、AIとロボットの研究開発および農業パッケージの全国展開を、公民連携によりさらに推進するため、資金調達により、収穫ロボットの性能をさらに高め、収穫の担い手不足を解決する。また、同社の技術を活用した農業パッケージにより低リスクの農業参入を支援するとともに、企業や自治体と連携し、AIとロボットを活用した農業を全国で展開する。
新規で投資したタカミヤは、1969年に創業した、足場をはじめとする仮設機材の総合プラットフォーマー。農業従事者の普及・教育およびリスクを減らして就農できる環境づくりにも取り組んでいる。「農業」へのハードルを下げるとともに、AIやロボットを活用する新たな農業技術の開発も促し、農業の更なる発展に貢献するため、4月に埼玉県羽生市の同社の実証農場に「TAKAMIYA AGRIBUSINESS PARK」を設立。農業における全てがわかる総合農業パークを目指している。
一方、日鉄興和不動産は、東京都心でオフィスビルや外国人向け高級賃貸マンションを開発・賃貸する不動産賃貸事業と、マンション分譲事業、物流施設事業を核として展開する総合デベロッパー。2023年3月時点で事業会社6社、ベンチャーキャピタル4ファンドに出資を実行している。同社が保有する不動産事業でのノウハウを、農業を始める上での周辺プロセスに役立て、農業による社会課題解決、事業推進を目指している。
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