【注意報】大豆、野菜類、果樹類、花き類にハスモンヨトウ 県下全域で多発のおそれ 岐阜県2024年8月27日
岐阜県病害虫防除所は、大豆、野菜類、果樹類、花き類にハスモンヨトウが8月下旬以降、県下全域で多発のおそれがあるとして、8月23日に令和6年度病害虫発生予察注意報第3号を発表した。
岐阜県病害虫防除所によると、フェロモントラップによる誘殺数は7月中旬から急増。
7月第5半旬~8月第4半旬の累計誘殺数は、海津市で2264頭(平年444.1頭)、恵那市で584頭(平年153.6頭)と多く、平年と比較し3.85.1倍となっている(図)。

8月下旬の巡回調査では、岐阜・西濃地域のサトイモや大豆で若齢幼虫による食害が認められ、大豆では食害による白変葉が散見されている(写真)。

フェロモントラップによる誘殺ピークは平年9~10月に見られることから、今後も発生量が増加し、被害が拡大すると考えられる。
名古屋地方気象台が8月22日に発表した1か月予報では、今後の気温は平年より高いと予報。ハスモンヨトウの発生に好適な気象条件になると予測される。
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇大豆では新たな白変葉等、食害の発生を確認したら、直ちに防除を実施する。
〇幼虫の齢期が進むと薬剤の効果が低下するため、若齢幼虫の防除に重点を置く。
〇幼虫の発生量は、ほ場ごとに大きく異なるため、必ず各ほ場での発生状況を確認する。
〇施設栽培では、防虫ネットを張り、成虫の侵入を防ぐ。
〇発生は露地で11月初旬、施設栽培では11月下旬まで続くと考えられるため、引き続き発生情報に注意する。
〇農薬の使用にあたっては、最新の登録情報を参照し、適正に使用する。
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