植物工場スタートアップ「Oishii Farm」日本進出 首都圏にオープンイノベーションセンター設立2024年10月9日
米国で植物工場を展開するOishii Farm (オイシイファーム)は、日本に進出。首都圏に世界最先端の植物工場の研究開発拠点「オープンイノベーションセンター」を設立し、世界的に需要が増している植物工場領域における、技術革新を目指す。
Oishii Farmは、創業当初からグローバルでの事業展開を視野に入れ、マーケットとして最適で、グローバルスタンダードな体制を構築する上で優位な米国に本社を設立。本社には研究開発機能を備え、植物工場の技術革新に注力し、主に内製化によりコア技術の開発を推進してきた。
2024年には、米国ニュージャージー州で世界最大級のいちごの植物工場を本格稼働。サステナビリティと高生産性を両立させた植物工場の実現により、ビジネスとしても持続可能な新たな農業の形を示した。
同社はこれまで、米国を拠点に事業・研究開発を進めてきたが、急速な事業拡大に対応するための量産化、生産性の向上と、更なるサステナビリティの追求、おいしさの探求、新たな果物・野菜の生産などに向けた研究開発を加速するため、技術開発に適した日本に新たな拠点を設立することを決めた。
日本にオープンイノベーションセンターを開設することで、植物工場に必要な各領域を牽引している企業との連携を強化しながら、植物工場におけるイノベーションを加速する。2025年内の開設を予定。
同センターの研究領域は、農業領域では植物工場向け最適品種、栽培技術など。また工業領域ではファクトリーオートメーション、AI環境制御システムなど。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日