スマホ・スマートグラス用農作業補助アプリ「Agri-AR」開発成果を公表 生研支援センター2025年1月22日
株式会社Rootは、AR(拡張現実)技術により、スマホやスマートグラス(カメラ付き眼鏡型端末)に農作業に必要な情報を表示させるアプリ「Agri-AR」を開発。2024年4月から提供を始め、これまでに200以上の契約があり、農作業の効率化に役立っている。農林水産業や食品産業における新産業の創出や技術革新を目指す研究に資金を提供する生研支援センターは、この研究成果を紹介している。
Agri-ARで畝立てガイド線を表示させたスマホ(左)、スマートグラスを装着した作業者(提供:株式会社Root)
Rootが開発した「Agri-AR」は、AR(拡張現実)を活用し、スマホやスマートグラスの画面上に、ほ場の畝立てガイド線を表示するなど、農作業を大幅に効率化する様々な機能を持つ。例えば、畑に畝立てをするとき、事前に平行な直線を引く作業が必要で、従来は2 人で紐を張って線引きをしていたが、Agri-ARの「平行直線ガイド」を使えば、スマホやスマートグラスのAR画面上に指定通りの直線を表示できるため、2人で行っていた作業を1人で瞬時に行える。また、「ARサイズ計測」を使えば、作物の大きさを測るとき物差しを使わず、AR画面上で作物を挟むように2本の指をかざすだけで計測できる。
Agri-ARを利用してスマホなどの画面上で、ほ場の画像に農作業用のガイド線を重ねて表示。
線の間隔なども自在に指定できる
Agri-ARは、2024年4 月から一般への提供が始まり、平行直線ガイド、サイズ計測をはじめ12種の機能が利用可能。これら全機能を使う場合は2か月9900 円(税込
み)から利用できる。
現在までに200以上の契約があり、農業現場での活用による農家の人手不足解消、コスト削減、収益力向上への貢献に加え、林業や水産業、物流など幅広い分野での活用が期待できる。
Root はAgri-ARの機能拡大等を予定しており、その計画について、2024年10月に施行されたスマート農業技術活用促進法に基づく開発供給実施計画の認定第1弾として、同12月に農林水産大臣の認定を受けた。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(157)-改正食料・農業・農村基本法(43)-2025年8月30日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(74)【防除学習帖】第313回2025年8月30日
-
農薬の正しい使い方(47)【今さら聞けない営農情報】第313回2025年8月30日
-
【現地ルポ JA兵庫南・稲美CE】集荷推進 安定供給の要に おいしく、安全管理心掛け(1)2025年8月29日
-
【現地ルポ JA兵庫南・稲美CE】集荷推進 安定供給の要に おいしく、安全管理心掛け(2)2025年8月29日
-
計画荷受けと適正人員配置を 全国農協カントリーエレベーター協議会 大林茂松会長2025年8月29日
-
【注意報】シロイチモジヨトウ 県内全域で多発に注意 石川県2025年8月29日
-
【注意報】ピーマンに斑点病 県内全域で多発のおそれ 大分県2025年8月29日
-
【注意報】ハスモンヨトウの誘殺数が急増 早期防除の徹底を 福島県2025年8月29日
-
【注意報】ハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 長野県2025年8月29日
-
【注意報】シロイチモジヨトウ 県内全域で多発のおそれ 栃木県2025年8月29日
-
米価下落時 備蓄米買い入れ 機動的に JA全中が要請2025年8月29日
-
概算金なぜ上がる 7月末に状況一変 不透明感、農水省にも問題2025年8月29日
-
米流通対策官を設置 来年度要求 農水省2025年8月29日
-
(450)冷蔵庫の先にある発電所【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年8月29日
-
シャリシャリ食感とあふれ出す甘さ 鳥取県産梨「新甘泉フェア」29日から JA全農2025年8月29日
-
JA全農Aコープ 短期出店支援プラットフォーム「ショップカウンター」導入2025年8月29日
-
資材店舗ディスプレイコンテスト開催 最優秀賞はJA阿蘇小国郷中央支所 JA熊本経済連2025年8月29日
-
毎月29日は「肉の日限定セール」おかやま和牛肉など約230商品が特別価格 JAタウン2025年8月29日
-
最新食品研究成果を一挙に「農研機構 食品研究成果展示会2025」開催2025年8月29日