徳島県・東みよし町"1年中いちごが採れる町"の発展を支援 「企業版ふるさと納税」活用による寄附 NEXYZ.Group2025年4月17日
NEXYZ.Group(東京、近藤太香巳代表取締役社長兼グループ代表)の子会社、NEXYZ.ファシリティーズは地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)を活用し、徳島県三好郡東みよし町の「にし阿波いちごタウンプロジェクト」への寄附を行い、贈呈式が開催された。
寄付の贈呈式の様子(右から、東みよし町の松浦敬治町長、NEXYZ.Groupの大前成平取締役副社長、
東みよし町地域活性化起業人の関成章氏)
NEXYZ.ファシリティーズはLED照明や空調設備などの省エネ設備を初期投資ゼロ円で提供する「ネクシーズZERO」を展開し、内閣総理大臣の認定を受けた地域再生計画に賛同し、これまで全国32の市町村に寄附を行っている。今回は、阿波銀行を通じて東みよし町へ寄附を行った。
徳島県西部の東みよし町は、平坦地と標高1000メートル級の高冷地を組み合わせた、いちごの周年栽培が可能な全国的にも珍しい産地。「にし阿波いちごタウン構想」コンソーシアムを創設し、移住促進による担い手の確保や、次世代の就農希望者の受け入れ拡大を通じて、地方創生の実現を目指している。
にし阿波いちごタウンプロジェクト
平坦地では12~6月に「促成いちご」、標高1000メートルの水の丸地区では7~11月に「夏秋(かしゅう)いちご」を生産。就農希望者向け研修「にし阿波いちご塾」を実施し、中古ハウスや農地を活用した研修場所や貸与用ハウスの整備などを進めている。また、二酸化炭素濃度の制御などスマート農業による最新の栽培技術を導入したり、観光いちご農園も整備している。
同町はこれらの取り組みで2026年度末までに、栽培面積を約3割増(5.7ha)に拡大し、いちごの生産者を計18戸に増やす目標を掲げている。NEXYZ.ファシリティーズは構想のビジョンに共感し、企業版ふるさと納税を通じて実現を支援する。
重要な記事
最新の記事
-
純損失は1兆8078億円に 農林中金 2024年度決算2025年5月22日
-
【'25新組合長に聞く】JA魚沼(新潟) 久賀満氏(4/26就任) 魚沼産コシ、トップセールスに注力2025年5月22日
-
【'25新組合長に聞く】JA函館市亀田(北海道) 佐藤均氏(3/27就任) 農業生産への関与も検討2025年5月22日
-
【'25新組合長に聞く】JA釧路太田(北海道) 齋藤泰広氏(5/9就任) 頼れるJAで酪農守る2025年5月22日
-
新会長に西川久美氏(JAえひめ女性協会長) JA全国女性協2025年5月22日
-
備蓄米 第4回入札公告を取り消し 農水省2025年5月22日
-
6月14日に「新潟百姓一揆」 トラクター20台先頭 主食守るためデモ2025年5月22日
-
【JA人事】JAきたそらち(北海道)柏木孝文会長と岩田清正組合長を再任(4月8日)2025年5月22日
-
続・なぜ「ジャガイモ―ムギ―ビート」?【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第341回2025年5月22日
-
母の日のカーネーション相場は堅調──それでも生産は下げ止まらない【花づくりの現場から 宇田明】第60回2025年5月22日
-
日本人には「米守らねばという心」 パン工業会会長が指摘 高米価でも消費堅調2025年5月22日
-
令和7年度わかとりメイツ任命式 県産農産物をPR JA全農とっとり2025年5月22日
-
令和7年度鳥取県青果物出荷販売懇談会を開催 JA全農とっとり2025年5月22日
-
長野県産野菜ときのこキャンペーン第1弾 アンケートに答えた100人に豪華賞品 JA全農長野2025年5月22日
-
「新川きゅうり」の目揃い会を開催 ブランドの赤いシールでアピール JA全農とやま2025年5月22日
-
岐阜県農業大学校で農業機械の授業 JA全農岐阜2025年5月22日
-
「すこやか2025」に出展 野菜の摂取度を測って「3-R」を知ろう JA全農ひろしま2025年5月22日
-
「全国有数メロン産地ibaraki 旬のメロン」プレゼントキャンペーン JA全農いばらき2025年5月22日
-
ニッポンエールグミ「富山県産呉羽梨グミ」を発売 富山市長に発売を報告 JA全農とやま2025年5月22日
-
産地直送通販サイト「JAタウン」新規会員登録キャンペーン実施中 JA全農2025年5月22日