水耕栽培プロジェクトの第4期でメロン栽培を開始 インテリア用接着剤メーカーの新規事業 ヤヨイ化学工業2025年4月23日
創業90年を超えるインテリア用接着剤老舗メーカー、ヤヨイ化学工業(富山県高岡市、二口真社長 )は、持続可能な農業事業参画を目指す新規事業「YAYOI NŌKŌ PROJECT」のファーム事業の一環として、第4期メロン栽培を開始した。
「YAYOI NŌKŌ PROJECT」
「YAYOI NŌKŌ PROJECT」は「ファーム事業」「エリア再生事業」「雇用促進事業」を柱とした新規事業で「人々にとって必要不可欠である農業事業へ進出する」予定だ。ファーム事業は完全閉鎖型の制御された環境による水耕栽培法での果物・野菜作りにより、同じ品質で工業生産できる品質管理技術を応用し、高付加価値の果物・野菜の栽培を中心とした事業を目指す。エリア再生事業はこの技術で耕作放棄地や公共施設等、地域に眠る既存資産を再活性化し、雇用促進事業として持続可能型雇用を創出する。
3つの事業が柱
第4期の栽培テーマは「光のコントロール」「高クオリティ品の量産」に設定し、高品質メロンを複数栽培することを目的としている。第3期の収穫後に実施した初の社内試食会の様子を公開し、今回の栽培収穫後も2度目の社内試食会を実施予定だ。試食会では2品種を食べ比べ、参加した社員から「メロンは美味しかったが、今度どうしていくか」という意見や、試食会について「社員として協力できることは、協力したい」といった声もあり「今後の水耕栽培メロン事業に役立てていきたい」としている。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日
-
キウイブラザーズ新CM「ラクに栄養アゲリシャス」篇公開 ゼスプリ2025年4月30日
-
インドの綿農家と子どもたちを支援「PEACE BY PEACE COTTON PROJECT」に協賛 日本生協連2025年4月30日
-
「日本の米育ち 平田牧場 三元豚」料理家とのコラボレシピを発表 生活クラブ2025年4月30日
-
「子実トウモロコシ生産・利活用の手引き(都府県向け)第2版」公開 農研機構2025年4月30日
-
「金芽ロウカット玄米」類似品に注意を呼びかけ 東洋ライス2025年4月30日
-
令和7年春の叙勲 JA山口中央会元会長・金子光夫氏、JAからつ組合長・堤武彦氏らが受章2025年4月29日
-
【農協時論】農政の基本理念と政策へのJA対応 宮永均JAはだの組合長2025年4月28日