【注意報】茶にカンザワハダニ 県下全域で多発のおそれ 宮崎県2025年6月4日
宮崎県病害虫防除・肥料検査センターは、茶にカンザワハダニが県下全域で多発のおそれがあるとして、6月2日に令和7年度病害虫発生予察注意報第2号を発表した。
図1:発生面積率の推移と図2:寄生葉率の推移
宮崎県病害虫防除・肥料検査センターによると、5月中旬の巡回調査の結果、カンザワハダニの発生面積率は58.3%(平年31.6%)、寄生葉率は13.0%(平年3.7%)で、いずれも平年比で多かった(図1、図2)。
鹿児島地方気象台が5月22日に発表した1か月予報によると向こう1か月のの降水量は平年並か多いものの、気温は平年並か高い予想。同種の発生が助長される恐れがあり、注意が必要。
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
(1)二番茶摘採に向けて茶園の観察を行い、本種の発生状況を確認する。
(2)薬剤散布は、葉裏まで薬液がかかるように、適切な散布量で、丁寧に散布する。
(3)抵抗性回避のため、同一系統の薬剤使用は年1回が望ましい。
(4)農薬を使用する際は、必ず容器のラベルの登録内容を確認し、使用基準を遵守する。
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