企業の農業参入 相談受付開始 耕作放棄地問題解決と生産基盤強化へ AGRIST2025年6月30日
AGRISTは、企業の農業参入を促進する新たな取り組みとして、自社農場から得られる詳細なデータを活用したコンサルティングサービスおよびスマート農業研修を大企業向けに提供開始。同社がこれまでに培ってきた栽培ノウハウ、AIを活用したデータ分析やロボットによる効率的な農場管理をコンサルティングサービスと研修プログラムとして提供することで、企業の農業参入をバックアップする。
AIと自動収穫ロボットに最適化されたアグリストファーム(宮崎県新富町)
この取り組みは、全国的に深刻化する耕作放棄地の課題解決に貢献し、企業の農業分野における新たな事業創出と生産基盤の強化を目的としている。
AGRISTが培ってきたAI搭載自動収穫ロボットを活用したスマート農業のノウハウと、実際の農場データに基づく実践的な知見を企業に提供することで、農業への新規参入障壁を下げ、持続可能な農業の実現を目指す。さらに、大企業との連携を通じて、農地の集約とデジタル化を加速させ、日本の農業全体の競争力強化につなげる。
AGRISTが提供するAIを活用した農業プラットフォームモデル
AGRISTは、今回のサービスを通じて得られる知見やデータを元に、企業の農業参入を支援するパッケージサービスを2026年春を目安に本格展開を予定。将来的には、全国の遊休農地や耕作放棄地を対象としたマッチング支援や、共同でのスマート農業拠点の設立など、より広範な支援体制を構築を目指す。
また、大企業との戦略的パートナーシップを強化し、共同で広域な農地の集約化プロジェクトや、AI・IoTを活用したスマート農業技術の社会実装を推進。企業が栽培した作物の流通支援や、加工品開発における技術協力など、バリューチェーン全体をサポートすることで、企業の農業事業の成功を全面的にバックアップする。
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