【注意報】キク、野菜、花き、果樹にタバコガ類 県下全域で多発のおそれ 富山県2025年8月1日
富山県農林水産総合技術センターは、キク、その他野菜・花き・果樹類にタバコガ類(オオタバコガ・タバコガ)が県下全域で多発のおそれがあるとして、7月30日に令和7年度病害虫発生予察注意報第4号を発表した。
富山県農林水産総合技術センターによると、県内キクほ場のフェロモントラップで、タバコガ類の成虫が平年より多く確認されている。県内3か所に設置したフェロモントラップ調査において、6月6半旬~7月5半旬の累計誘殺数は、タバコガは14.7頭と平年(16.1頭)並だが、オオタバコガは43.3頭と平年(20.2頭)より多く誘殺された(図1、2)。
タバコガ類は、10月にかけて増加する傾向があるため、今後、被害の拡大が懸念される。
新潟地方気象台によると、北陸地方の8~10月の気温は、平年より高い予想。タバコガ類の活動が活発になると予測される。
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
(1)ほ場を見回り、葉、花蕾、新梢、果実に新しい食害痕や虫糞がみられる場合は、その周辺を中心に幼虫を探し捕殺する。穴の開いた被害果は、ほ場外に持ち出し、適切に処分する。
(2)ほ場内や周辺の雑草は発生源となるため、除草を徹底する。
(3)ハウス栽培では、定植前にハウスの開口部を4mm以下のネットで被覆し、成虫の侵入を防止する。
(4)花蕾や果実、結球する葉菜類の内部に侵入した中~老齢幼虫は薬剤の効果が低くなるため、若齢期までに防除指針や農林水産省農薬登録情報提供システムを参照し、薬剤防除を。なお、薬剤の感受性低下を防ぐため、同一系統の薬剤使用は避け、ローテーション防除を実施する。
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