【注意報】豆類、野菜類、花き類にタバコガ類 府内全域で多発のおそれ 京都府2025年8月26日
京都府病害虫防除所は、豆類、野菜類、花き類にタバコガ類(オオタバコガ、タバコガ)が府内全域で多発のおそれがあるとして、8月21日に令和7年度病害虫発生予察注意報第3号を発表した。

京都府病害虫防除所によると、8月第2半旬現在、オオタバコガのフェロモントラップへの誘殺数は、京田辺市で平年並、亀岡市で平年比多く、京丹後市で例年比多い(図1)。また、8月第2半旬現在、タバコガのフェロモントラップへの誘殺数は、京田辺市及び亀岡市で平年比多く、京丹後市で例年並(図2)。

8月中旬現在、府内各地の病害虫調査協力員から、ナス、トマト、トウガラシ類でタバコガ類による被害報告が寄せられている。また、8月中旬現在、当所の黒大豆及びアズキの病害虫巡回調査において、タバコガ類幼虫を確認している。
(提供:京都府病害虫防除所)
大阪管区気象台が8月14日に発表した近畿地方1か月予報によると、向こう1か月の気温は平年比高く、降水量は平年比少ない予想で、タバコガ類が増殖しやすい気象条件が続く見込み。
同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
(1)タバコガ類のうち、オオタバコガは豆類、ナス科・アブラナ科等広範囲の野菜、花き類を加害し、タバコガはナス科野菜を主に加害するとされている。
(2)ナス、トマト等の果実に食入すると薬剤が効きにくくなるので、早期発見に努め、食入前の防除に留意する。
(3)幼虫が食入している果実等は、ほ場外に持ち出し適正に処分する。
(4)幼虫の齢が進むと果実や株元、結球部に食入し防除効果が低下するので、早期発見に努め若齢期に防除する。
(5)農薬の散布にあたっては散布適期を確認し、周辺作物に飛散しないよう十分注意する。また農薬の選択にあたっては、使用基準を遵守して適正に使用する。なお、最新の農薬情報は農林水産省ホームページの「農薬コーナー」の「農薬登録情報提供システム」を参照のこと。
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