【注意報】サトウキビにメイチュウ類奄美地域で多発のおそれ 鹿児島県2026年3月2日
鹿児島県病害虫防除所は、サトウキビにメイチュウ類(カンシャシンクイハマキ、イネヨトウ)が奄美地域でやや多発のおそれがあるとして、2月26日に令和7年度病害虫発生予察注意報第2号を発表した。
鹿児島県病害虫防除所によると、2月の巡回調査において、夏植ほ場におけるメイチュウ類の発生ほ場率は、奄美地域で69%(平年65%)と、平年よりやや高かった(表1)。
表1:奄美地域の新植夏植ほ場におけるメイチュウ類の被害発生ほ場率(2月)
奄美地域の島別の発生ほ場率は、奄美大島、喜界島および徳之島では平年より高く、奄美大島では発生程度別に「多」1ほ場、「中」6ほ場、喜界島では「中」3ほ場、徳之島では「中」1ほ場が認められた(表1、図1、図2)。
図1:メイチュウ類の性フェロモントラップによる誘殺推移(農開センター大島支場調査)。
誘殺虫数は4地点の平均値(奄美大島手花部、辺留、土盛、万屋)
図2:芯枯れの被害茎(提供:鹿児島県病害虫防除所、2月20日撮影)
2025年10月の巡回調査でメイチュウ類の発生ほ場率が奄美地域で40%(平年20%)と高く、技術情報第21号(11月11日発出)で防除を呼びかけていたが、依然として、カンシャシンクイハマキで12月の成虫の誘殺数は平年より多い。また、2月上旬の立ち上がりも早い(図1左)。
3月の気温は高いと予想されており、成虫の発生時期が早まり、防除が遅れると夏植、秋植ほ場及び株出、春植ほ場の萌芽茎での被害の拡大が懸念される。
同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
(1)夏植、秋植などの生育中のほ場では散布剤のサムコルフロアブル10を用いると速効的に被害が抑制される。なお、多発生ほ場では、初回散布の7~10日後に追加散布する。
(2)株出、春植ほ場ではプレバソン粒剤を用いて予防する。株出ほ場では株元処理、春植ほ場では植溝処理を行う。ただし、新植でハリガネムシ類の被害が多いほ場では、ハリガネムシ類に適用のないプレバソン粒剤の使用は避け、プリンスベイトを用いる。
(3)被害の多い地域では、薬剤による一斉防除を行う。
(4)農薬の使用に当たっては、表示ラベルを確認の上、使用基準を遵守するとともに飛散防止に努める。
(5)ほ場内外のイネ科雑草は発生源となるので除草を徹底する。
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