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【特殊報】クサシロキヨトウ 県内で初めて確認 沖縄県2026年3月2日

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沖縄県病害虫防除技術センターは、クサシロキヨトウの発生を県内で初めて確認。これを受けて、2月25日に令和7年度病害虫発生予察特殊報第1号を発表した。

沖縄県病害虫防除技術センターによると、2025年2月に宮古島のさとうきびほ場で葉の食害が確認され、株元にヨトウ類の幼虫が発見。その後、宮古島および石垣島の複数のさとうきびほ場で確認され、採取した幼虫の同定を那覇植物防疫事務所へ依頼した結果、沖縄県初記録のクサシロキヨトウ(Mythimnaloreyi(Duponchel))であることが判明した。

なお、同種は国内において、沖縄県を除く全国に分布している。また、同県には、近縁種であるヒメクサシロキヨトウの分布は確認されているが、さとうきびにおける被害の記録はない。

クサシロキヨトウの幼虫は夜間に活動し、イネ科植物の葉を食害する。葉の縁に波状の食害痕を残すのが特徴で、アワヨトウやバッタ類による被害と類似する(図1)。多発時は集団で加害し、葉身の中
肋を残し食い尽くすこともある(図2)。被害が進行したほ場では、生育の遅延が生じる。

左から、図1:波状の食害痕、図2:多発時の被害(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)左から、図1:波状の食害痕、図2:多発時の被害(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)

沖縄県内においては、現在のところさとうきび以外の作物における発生は確認されていない。

同種は、チョウ目ヤガ科に属し、成虫は開張33~40mm、前翅は淡灰褐色で細い筋状の斑紋があり、一対の小白点を有するほか、弧状に黒点が並ぶ(図3)。後翅は白色で翅脈は茶褐色を呈する。終齢幼虫の体長は27~40mmで、体色は黄土灰色の他、個体により多様な色彩変異が見られる(図4)。

左から、図3:成虫、図4:幼虫と体色の多様性(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)左から、図3:成虫、図4:幼虫と体色の多様性(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)

成虫は、イネ科植物の葉鞘や枯葉の隙間等に卵塊を産卵する。幼虫は、日中はさとうきびの葉鞘内、枯葉の下または地際部の土壌に潜み、夜間に活動して葉を加害する。その際、葉鞘部や株元に糞粒を残すため、バッタ類による被害とは区別が可能だが、アワヨトウ幼虫による被害との区別は難かしい(図5)。

図5:葉鞘内の糞粒(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)図5:葉鞘内の糞粒(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)

同種は、日本、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなどに広く分布するイネ科害虫として知られている。

同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

クサシロキヨトウに対する登録農薬はない(1月現在)ため、以下の耕種的防除に努める。

(1)株出し栽培の生育初期のほ場において被害が大きくなる傾向があるため、収穫後は速やかに株出し管理(株揃え・畝間の耕うん)を行う。
(2)被害が多発しているほ場では、株元の枯葉を畝間に集めて耕うんし、枯葉の下に潜んでいる幼虫の密度低減を図る。

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