身体への負担を軽減 人間工学に基づいた木材トング「ロゴックスハウラー」新発売2021年7月12日
輸入総代理店の株式会社Beginning（兵庫県赤穂市）は7月6日、木材を運ぶ・転がす・切る際の動作を助け、人間工学に基づいた設計で身体への負担を最大93％軽減し、作業効率をアップさせる木材トング「ロゴックスハウラー」の販売を開始した。
持ち運びイメージ
林業従事者は、長時間にわたって重い木材を持ち上げ、動かし、加工などの作業により、足腰には大きな負荷がかかり続ける。米国製の「ロゴックスハウラー」は、頑丈なスチール製の中空フレームで、丸太の持ち上げ、移動、スプリッターへの積み込みがより楽に行え、21インチカントフックとして丸太を転がしたりする際にも使うことができ、体にかかる負担を軽減できる。
「ロゴックスハウラー」は、丸太を持ち上げる際に便利なだけでなく、使うことで体への負担が軽減されることが科学的に証明されている。人間工学に基づき、無駄なエネルギーを使わない作りのため、繰り返しかがむことで起こる緊張や痛みを軽減。手で持ち上げる場合に比べ、背中・大腿四頭筋・上腕二頭筋への負担が、それぞれ最大93％・89％・79％軽減されることが証明されている。
また、分解したときのサイズは、わずか約70センチ、重さは約5.4キロと女性でも手軽に使うことができる。障害を持つ農業従事者にサービスを提供しているパデュー大学を拠点とする非営利団体AgrAbilityは、背中、筋力、持久力に制限のある人を支援するツールとして認めている。
さらに、「ロゴックスハウラー」に、ハンドル拡張ツールの「カントハンドルエクステンション」を追加することで、ロゴックスハウラー単体を21インチカントフックとして使ったときより、大きな丸太に対応。38インチカントフックにパワーアップし、重い丸太を移動する際に必要な力を効率よく使え、容易に転がし、移動させることができる。「ロゴックスハウラー」は、3万2980円（税込）。
ロゴックスハウラー
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