食品の自動計量供給システム 大和製衡と共同開発 アールティ2022年2月10日
アールティは、計量機メーカーの大和製衡と、人型協働ロボット「Foodly」と自動排出機構付卓上組合せはかり「TSD-N3」を連携させた自動計量供給システム「TSD-N3×Foodly」を開発。2月15日に東京ビッグサイトで開幕する「JAPAN PACK 2022(日本包装産業展)」の大和製衡ブースでデモ機を展示する。
「TSD-N3×Foodly」で自動計量供給システムを開発
大和製衡は、食品の定量詰め作業などに向けた製品として、自動排出機構(ベルトコンベア)付の卓上組合せはかり「TSD-N3」を開発・販売。円形タイプなど全自動の組合せはかりに比べて省スペースで多様な食材や組み合わせに対応できるメリットがある一方、食材の投入は人の手で行う必要がある。
食品工場で人手不足解消や単純労働の省人化が求められる中、卓上組合せはかりのメリットはそのままに投入作業の自動化するため、食品工場のロボット導入と自動化に取り組むアールティと共同で、ひとり分のスペースで稼働し既存の機械との連携実績もある人型協働ロボット「Foodly(フードリー)」を用いて、自動計量供給システムの開発プロジェクトを開始した。
「Foodly TSD-N3モデル」は、TSD-N3への食材投入作業をFoodlyが人の代わりに行い、食材の組合せ計量作業を自動化するシステム。Foodlyは同システム専用に開発した「Foodly TSD-N3モデル」を使用する。
TSD-N3については既存の本体に簡易なカスタマイズを施すことで同システムに対応できるため、すでにTSD-N3を導入している現場にFoodlyのみを導入して自動化することも可能。TSD-N3とFoodlyはいずれもキャスターで簡単に移動でき、システム全体も省スペースで済む。対応する食材など、システムの詳細は「JAPAN PACK 2022」の会期中、大和製衡ブースで公開予定。デモ機によるデモンストレーション展示も行う。
重要な記事
最新の記事
-
「GREEN×EXPO 2027」にカタール国が初の公式参加契約 2027年国際園芸博覧会協会と調印式2025年5月14日
-
食品関連企業の海外展開セミナー開催 現地のビジネス投資環境を紹介 農水省2025年5月14日
-
日本茶海外輸出に資する緑茶用新品種「せいめい」SOP公開 農研機構2025年5月14日
-
離農支援サービス「アトツギ」耕作放棄地再生で地域農業を活性化 唐沢農機サービス2025年5月14日
-
肥料設計セミナー 鹿児島県鹿屋市で開催 農機具王2025年5月14日
-
生産量日本一 茨城県産メロンの魅力発信「いばらきメロン品評会」開催2025年5月14日
-
新緑の秋田で田植え・山菜摘み体験 生産者と協同で知る産地の魅力 パルシステム東京・千葉2025年5月14日
-
春節向け青森県産りんご輸出2000t超 2024年度輸出量・輸出額は過去最高 日本農業2025年5月14日
-
使いやすさと性能を両立「三菱コンバインXC334」新発売 三菱マヒンドラ農機2025年5月14日
-
宮城・山元町発「ミガキイチゴ」大阪・関西万博で復興の歩み発信 GRA2025年5月14日
-
夏の定番アイテム「ハンディファン」大風量モデルをリニューアル発売 コメリ2025年5月14日
-
ローソン 愛知・岐阜・三重のご当地の味が楽しめる「東海の陣」計11品 順次発売2025年5月14日
-
キユーピーマヨネーズ 賞味期限を「年月表示」に変更 賞味期間の延長対象を拡大2025年5月14日
-
「中山間地域における水管理自動化に係る研究開発」委託事業に採択 ほくつう2025年5月14日
-
北毛エリアに環境配慮型の新拠点 渋川センター開所式開催 パルシステム群馬2025年5月14日
-
特定家畜伝染病発生時の畜体処理「移動式レンダリング装置」を落札 JET2025年5月14日
-
米の価格 18週ぶりに下落 5kg4214円2025年5月13日
-
37年ぶりの国主催の国際園芸博 国民全員が「農」を考える契機に(2)つなぐ「国民皆農」運動に 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年5月13日
-
農業犠牲の交渉 「到底受け入れられない」 全中が緊急要請決める2025年5月13日
-
【JA人事】JA北はるか(北海道)小林治雄組合長を再任(4月15日)2025年5月13日