農業・林業用ドローンの購入負担軽減へ「補助金・助成金診断システム」提供開始 マゼックス2022年12月8日
農業・林業用を中心に国産の産業用ドローンを製造・開発するマゼックス(大阪府東大阪市)は、中小企業向け補助金・助成金自動診断システム「Jシステム」を提供するライトアップ(東京都渋谷区)と日本で初めてドローンメーカーとして業務提携を開始した。
マゼックスは2009年の創業から、日本のほ場や山林に適した機能や機体を開発し、国産ドローンとして10月現在、農業・林業用で国内で累計販売台数はNo.1。農業・林業が抱える高齢化・担い手不足などの課題解決や人力での仕事量の削減のため、国産の強みを生かした高品質で価格に優位性のある機体を市場に投入してきた。
一方、ライトアップ社は、中小企業向けに、最新の助成金・補助金を企業ごとに自動診断できる「Jシステム」を運営。新型コロナウイルスの応制度も含め、受給可能性が高い助成金を数分で調べられるサービスで、電話やオンラインで助成金制度に関する相談を受け付ける「Jコンサルティング」も提供している。
新型コロナウイルスの影響や円安による物価高の影響により肥料価格が高騰する中、農業・林業事業者が、要件を満たせば受給できる助成金や返済不要の補助金は、農業のスマート化の推進においても大きな一助になる。一方で、「どの助成金を選べばいいのか」「どのように申請するのか」「そもそも受給の可否がわからない」など、受給申請に関する困り事も少なくない。そこで、今回の業務提携により、農業・林業事業者がスマート化や事業拡大に向けて、助成金や補助金をスムーズに受給できるようサポートする。
「マゼックスの補助金・助成金診断システム」は、サイト上にある数問の設問に答えるだけの簡単診断で、無料ですぐに受給可能金額が表示される。また、申請に関する相談もライトアップ社で受けることができる。
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