北海道更別農業高校で「ひまわり迷路」制作 最先端スマート農業技術で支援 三菱マヒンドラ農機2023年9月1日
三菱マヒンドラ農機は、北海道更別農業高等学校で授業の一環で、「ひまわり迷路」の制作を最先端スマート農業技術で支援。このほど完成を祝して8月31日に「ひまわり迷路オープニングセレモニー」が現地で開かれ、関係者や地元住民を招いて披露された。
完成したひまわり迷路。2種類のひまわりを交互に播き、迷路を長期間楽しめるようにした
昨年度の北海道更別農業高等学校70周年を記念した「ひまわりアート」に続き、今年度のひまわり迷路は面積65アール、ひまわり約10万本、長さ約500メートルの巨大迷路で、約3週間に渡って楽しめる。
「ひまわり迷路」の制作では、6月のひまわりの播種作業で、最先端のマッピング技術や播種が正確に行われているかを検知する新開発のシードセンサーを活用。自動操舵トラクターと播種機を協調作業させることで予めプログラミングした通りの正確な播種を行った。また、北海道の農業系ユーチューバーの杉山智省さんともコラボレーションし、生徒もトラクターに乗車して、最新のスマート農業技術を見学・体験した。
今回の式典では同校の生徒やOB、更別村の西山猛村長をはじめ、地元小学生、教育・農業関係者や、同活動に協力したユーチューバーの杉山さん、見晴らし台の設置を行った山内組など多くの関係者が集い、ひまわり迷路の完成を祝った。
関係者代表によるテープカット
参加した生徒は「ひまわり迷路が図案通りにできて本当に良かった。天気が良くてひまわりは順調に成長したが、除草が大変だった。オープニングセレモニーには地元の小学生が参加してくれ、迷路を楽しんでいる様子が嬉しかった」と話した。また、同校の伊與部明校長は「今年も地域の皆さんのご協力のお陰で、生徒達の深い学びに繋がるとても素晴らしい取り組みになった。ぜひ、地元更別村をはじめたくさんの方々に"ひまわりによる景観と迷路"を楽しんでもらいたい」と話した。
ひまわり迷路は9月中旬まで楽しめ、見晴らし台やスタンプラリー、写真スポットなども設置されている。
更別農高生が地域芸能の太鼓でセレモニーを盛り上げた
重要な記事
最新の記事
-
新品種から商品開発まで 米の新規需要広げる挑戦 農研機構とグリコ栄養食品2025年5月1日
-
春夏野菜の病害虫防除 気候変動見逃さず(1)耕種的防除を併用【サステナ防除のすすめ2025】2025年5月1日
-
春夏野菜の病害虫防除 気候変動見逃さず(2)農薬の残効顧慮も【サステナ防除のすすめ2025】2025年5月1日
-
備蓄米 小売業へ2592t販売 3月末の6倍 農水省2025年5月1日
-
イモ掘り、イモ拾いモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第338回2025年5月1日
-
地元木材で「香りの授業」、広島県府中明郷学園で開催 セントマティック2025年5月1日
-
大分ハウスみかんの出荷が始まる 大分県柑橘販売強化対策協議会2025年5月1日
-
Webマガジン『街角のクリエイティブ』で尾道特集 尾道と、おのみち鮮魚店「尾道産 天然真鯛の炊き込みご飯」の魅力を発信 街クリ2025年5月1日
-
5月1日「新茶の日」に狭山茶の新芽を食べる「新茶ミルクカルボナーラ」 温泉道場2025年5月1日
-
「越後姫」食育出前授業を開催 JA全農にいがた2025年5月1日
-
日本の米育ち 平田牧場 三元豚の「まんまるポークナゲット」新登場 生活クラブ2025年5月1日
-
千葉県袖ケ浦市 令和7年度「田んぼの学校」と「農作業体験」実施2025年5月1日
-
次世代アグリ・フードテックを牽引 岩手・一関高専から初代「スーパーアグリクリエーター」誕生2025年5月1日
-
プロ農家が教える3日間 田植え体験希望者を募集福井県福井市2025年5月1日
-
フィリップ モリス ジャパンとRCF「あおもり三八農業未来プロジェクト」発足 農業振興を支援2025年5月1日
-
ビオラ「ピエナ」シリーズに2種の新色追加 サカタのタネ2025年5月1日
-
北限の茶処・新潟県村上市「新茶のお茶摘み体験」参加者募集2025年5月1日
-
「健康経営優良法人2025」初認定 全農ビジネスサポート2025年5月1日
-
「スポットワーク」活用 農業の担い手確保事業を開始 富山県2025年5月1日
-
「Hiroshima FOOD BATON」食のイノベーションに挑戦する事業者を募集 広島県2025年5月1日