国産の自動飛行ドローン「Nile-JZ」 販売開始 可変散布に対応 ナイルワークス2023年10月11日
ナイルワークスは10月11日、可変散布に対応し、環境負荷の低減につながる国産の自動飛行ドローン「Nile-JZ」を販売開始。11日~13日に幕張メッセで開催の「第13回 農業WEEK」で展示する。
「Nile-JZ」は、ハイスペックドローン開発コンソーシアムで開発した機体をベースに、ナイルワークスの独自の自動飛行技術を搭載。旧機種「Nile-T20」で培った高い自動操縦機能を更に進化させ、ネットワークRTKに対応している。作業効率は旧機種対比で20%アップし、より精密でより高度な散布を実現しており、農業未経験者でも、散布のエキスパートになれる。機体は折りたためる構造で、圃場への移動や収納に便利。バッテリーや液剤・粒剤タンクは、素早く交換できる。また、コンパクトで取り扱いやすく、高齢者や女性でも、安心して活用できる。
「Nile-JZ」は、様々なタイプの自動飛行を実現。高度・散布幅・外周回数・散布流量・飛行方向を設定でき、飛行経路は、スマートフォンにより、オンデマンドですぐに自動生成される。さらに、衛星データや生育監視ドローンから取得するデータを活用し、可変散布にも対応。自社の栽培支援プラットフォーム「NileBank」との連携だけでなく、他社ソフトとの連携も予定している。
必要なエリアに、必要な量の散布を実現。農林水産省の「みどりの食料システム戦略」に掲げられている2050年までに化学農薬の使用量をリスク換算で50%低減、化学肥料の使用量を30%低減するという目標達成に寄与することにもつながる。
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