「みどり投資促進税制」対象機械にドローン初認定 国産自動飛行「Nile-JZ Plus」発売 ナイルワークス2024年4月22日
ナイルワークスのドローン「Nile-JZ Plus」が4月19日、「みどり投資促進税制」の対象機械として、ドローンで初めて認定された。これを機に、同社は、環境にやさしいサステナブルな農業の実現に向けて、可変散布に対応した国産自動飛行ドローン「Nile-JZ Plus」を発売する。
2023年に発売されたナイルワークスの「Nile-JZ」は、農家との対話から誕生したドローン。安全安心な国産にこだわり、使いやすさを追求し自動飛行を可能にした。フルオート(自動飛行)に特化しているため、特別な操縦スキルは不要で、適切な時期に、適切な量の農薬・肥料の散布を実現。ひとりでも操作でき、事前準備の手軽さやストレスフリーな飛行が特徴となる。
このほど、「Nile-JZ」の上位モデルとして、「みどり投資促進税制」の対象機械として初めて認定されたドローン「Nile-JZ Plus」を発売。最大の特徴として、作物の生育状態にあわせて、部分的に農薬・肥料を散布する可変散布の機能を搭載している。2021年に自動可変散布の技術開発に成功し、3年間にわたり検証を積み重ねてきた同機種を、満を持して発売する。
食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立を目指す「みどりの食料システム戦略」の実現に向け、みどりの食料システム法が令和4年に制定・施行された。ナイルワークスは、みどりの食料システム法に基づき、基盤確立事業実施計画の認定を受けた。
「Nile-JZ Plus」は、可変散布に対応し、農薬・肥料の使用量低減に役立つとして、「みどり投資促進税制」の対象機械として初めて認定されたドローン。圃場センシング・解析結果をもとに、必要な箇所に必要な量の農薬・肥料を自動飛行で散布する。
農業者は、「みどり投資促進税制」を活用し、Nile-JZ Plus導入時に税制優遇を受けられる。同社は、農業者が「Nile-JZ Plus」を導入するにあたり、みどり認定による税制優遇を受けるためのサポートを実施。また、様々な補助金・助成金の申請手続きをサポートする。
Nile-JZシリーズ販売に関する問い合わせは、(電話)03-5577-3071、(メール)info@nileworks.co.jpへ。
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