本社を「うめきた」に移転へ クボタ2024年5月22日
クボタグループは2026年5月、本社を大阪駅北西部のうめきた2期地区開発プロジェクト「グラングリーン大阪」に移転すると発表した。立地を生かしたイノベーションの加速と、先進のITによる社内シナジーを発揮し、持続的な成長と企業価値の向上につなげていくとしている。
グラングリーン大阪パークタワー 完成予定図
大阪市浪速区にある現在の本社は、1970年前後に竣工し、老朽化が進行。またオフィス空間の不足から、グループ会社間や部門間のコミュニケーションを円滑化する仕組みの導入や、パートナー企業とのコミュニケーションスペースの確保が困難な状況にある。
そこで同社は、2026年に本社を大阪駅北西部うめきた2期地区開発プロジェクト「グラングリーン大阪パークタワー」（大阪市北区大深町）15F-19Fに移転。移転するグラングリーン大阪は、イノベーション創出をコンセプトの一つに掲げ、情報・人・技術が集まるハブとなり、新しい活動やイノベーション活動の起点となるまちづくりを目指す。同社も、新オフィスでは、国籍や組織などを問わず多様な従業員が集い、交流できる空間を創造するとともに、生成AIなどの先進ICTを活用したワークスタイルの変革に取り組む。
なお、現在の本社敷地は、地域のさらなる成長と発展に寄与する有効な土地活用方法を、今後検討していくとしている。
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