スマホでシンプル「イチゴ収量予測ツール」 販売開始 ナイルワークス2024年12月6日
ナイルワークスは12月10日、イチゴ栽培の現場においてスマホでシンプルに生育・収量予測が可能となる「イチゴ収量予測ツール」 を販売開始。クラウド上でイチゴの熟度を判定し、熟度ごとの果実数をカウントし、その後の積算温度を基にした生育予測情報を手軽に得られる。

クラウドで高精度な熟度判定
イチゴ栽培は収穫時期や量を正確に予測することが求められる一方、従来は経験や勘に頼ることが多く、時間と労力がかかるという課題があった。同ツールは、その課題を解消し、より効率的にかつ科学的な栽培管理を可能にするように設計されている。
「イチゴ収量予測ツール」は、現場で動画を撮影し、クラウドにアップロードするだけで利用でき、特別な機器や専門知識は不要。ナイルワークスのフェノタイピング(作物の外観や形状、成長パターン等を観察・測定)技術によりイチゴの熟度を瞬時に分析し、緑熟期、白熟期、赤熟期などの熟度ごとに果実数をカウントする。
熟度ごとの果実数データと、今後の気象データを組み合わせて、収穫可能な時期や収量を予測。計画的な収穫や市場出荷が可能となる。また、使いやすいインターフェースで簡単に利用でき、専用機器等を用いる必要がないため、導入・運用コストともに低価格での提供を実現した。
同ツールは、人気観光農園「アグリモンスタースペシャル」(静岡県御殿場市)の協力で開発。また、高度な農業経営・栽培ノウハウを持つ、農業総合商社の山正(岐阜県岐阜市)の栽培エキスパートの知見をもとに、現場での実用性や使いやすさにこだわって開発された。
「イチゴ収量予測ツール」の利用は、月額1万円~(税込) 。無料お試し期間あり。申し込みは、(メール:dab@nileworks.co.jp)へ。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】果樹全般にチュウゴクアミガサハゴロモ 県内で発生と加害を初めて確認 広島県2025年10月24日 -
東京と大阪で「業務用米セミナー&交流会」 グレイン・エス・ピー2025年10月24日 -
どうなる日本の為替・金利の行方? 合理的価格形成のあり方は? アグリビジネス投資育成がセミナー(1)2025年10月24日 -
どうなる日本の為替・金利の行方? 合理的価格形成のあり方は? アグリビジネス投資育成がセミナー(2)2025年10月24日 -
【人事異動】農水省(10月21日付)2025年10月24日 -
生産者の米穀在庫量257kg 前年同月比17.4%減 農水省2025年10月24日 -
(458)農業AIは誰の記憶を使用しているか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月24日 -
甘みたっぷりブランド温州みかん 福岡県産「北原早生フェア」25日から開催 JA全農2025年10月24日 -
11月23日は『ねぎ』らいの日「小ねぎフェア」27日から開催 JA全農2025年10月24日 -
関西電力発行のトランジション・ボンドに投資 温室効果ガス削減を支援 JA共済連2025年10月24日 -
滋賀県産近江米「みずかがみ」など約50商品を送料負担なしで販売中 JAタウン2025年10月24日 -
寒さの中に咲く、あたたかな彩り「埼玉県加須市産シクラメン」販売開始 JAタウン2025年10月24日 -
JAタウン「あつめて、兵庫。」×「お肉の宅配 肉市場」コラボ特別セット販売2025年10月24日 -
【農と杜の独り言】第5回 水田のある博覧会 食料安保考える機会に 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年10月24日 -
ありあけ「横濱ハーバーダブルマロン」で「ミャクミャク」「トゥンクトゥンク」 のコラボ商品発売 国際園芸博覧会協会2025年10月24日 -
鳥インフル スウェーデンからの生きた家きん、家きん肉等 輸入一時停止 農水省2025年10月24日 -
全国約270店舗が参加「やっぱりおいしい!!宮城米プレゼントスタンプラリー」開催中2025年10月24日 -
東大発 農業AIスタートアップが「農地集約サービス」提供開始 ソラグリ2025年10月24日 -
鳥インフル 米アイダホ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月24日 -
生菌入り混合飼料「ビオスリー EX」発売 東亜薬品工業2025年10月24日


































