北海道と熊本県内に無料RTKサービスの提供開始 HOSAC2025年1月31日
後付け型自動操舵システムの販売を手がける株式会社HOSACは、誰でも利用できる無料RTKサービス「HOSAC FREE RTKベータ版」を北海道と熊本県内で提供開始した。
AIやIoT技術を駆使する次世代の農業スタイルであるスマート農業において、RTK技術はセンチメートル単位の高精度な位置情報を提供するもの。農業機械の自動運転やドローンによる農薬散布を可能にし生産性向上に大きく貢献するが、従来のRTKサービスは、年間数千円〜数万円単位の費用が必要で、多くの農家にとって経済的負担となっていた。
同社はこの課題を解決するため、自社で設置したRTK基地局を基盤に、誰でも無料で利用可能なNtrip方式のRTKサービス「HOSAC FREE RTKベータ版」を提供することで、コストの壁を取り除き、農業者が最先端技術をより身近に活用できる環境を実現する。
「HOSAC FREE RTKベータ版」は、2025年末までに、北海道全域をカバーするRTK基地局ネットワークを構築し、順次全国各地もカバーする計画。Ntrip方式によるRTK情報配信を無料で提供し、ユーザーはインターネット接続を通じて、高精度な位置情報を無料で簡単に取得できる。
専用の申し込みサイトから登録し、接続情報を取得すれば、すぐにサービスを利用可能。初期設定方法はホームページで公開している。
対応機種は、機器に通信機能を持つ自動操舵システム、農業用ドローンなどNtrip形式対応機器。同社が販売する自動操舵システムAG502のほか、端末に直接アカウント情報を入力することでRTK情報を利用可能な自動操舵システムやドローンで利用できる。また、機器に通信機能を持たない自動操舵システムや測量機器など、Bluetooth接続を通じてRTK情報を送受信可能な自動操舵システムや関連機器も利用できる。
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