牛のげっぷ由来メタンガス削減へ 飼料添加物カギケノリ大量生産の実証実験 パスの子会社アルヌールがA'Cultureと業務提携2025年4月23日
パス(東京)の連結子会社、アルヌール(東京)はアワビの陸上養殖を行っているA'Culture(千葉県いすみ市)と、カギケノリ及び微細藻類の陸上養殖のスケールアップに向けて、実証試験を行う業務提携契約を締結した。
カギケノリの陸上養殖を1000リットル以上の規模へスケールアップを目指した実証試験を行う。アルヌールとA'Cultureの持つ専門的な知識や技術を組み合わせ、効率的な屋外での陸上養殖の研究開発を進め、「KAGINOWA(カギノワ)」プロジェクトにて取り組んでいる牛のげっぷ由来のメタンガスを削減できるカギケノリを大量生産し、GHG削減効果飼料添加物としての販売を目指す。
A'Cultureは、漁獲量が激減している日本産アワビの持続可能な独自養殖システムで日本の水産資源を守ることを目指している。アワビ養殖の排水を利用したスジノリ養殖や、ナマコ養殖などのアクアポニックス(複合養殖)も行っている。「カギノワ」は「カギケノリ」を用いた飼料を牛に与え、牛のげっぷに含まれるメタンガスの大幅な削減に貢献する。「カギケノリ」の海洋養殖を通して、海中の二酸化炭素を削減し、海の生態系を回復することも目指している。
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