ヰセキ乗用モーア SXG327 国内新発売 井関農機2025年6月13日
井関農機株式会社は、2025年度下期新商品を発表した。欧州では非常に高い評価受けている乗用モーアSXG327を新たに国内展開する。
ヰセキ乗用モーア SXG327
ゴルフ場や空港、高速道路、公園などの芝・草刈作業において欠かすことができない乗用モーアの需要は顕著に推移している。同社は、今回、欧州では非常に高い評価の「ヰセキ乗用モーア SXG327」を国内に展開することで、景観整備市場で販売拡大を図っていくとしている。発売時期は2025年10月で価格はオープン価格となる。なお、公道での走行は不可となる。
◎主な特徴
1)高い基本性能と条件適応性
(1)エンジン
搭載された大排気量1,123cc、21.9PSのエンジンは軽作業から高負荷の掛かる作業まで十分な力を発揮し、傾斜地や背の高い雑草刈りでも安定したスムーズな作業が可能。
(2)HSTトランスミッション
搭載しているHSTミッションは反応が早く、スムーズな走行が行える。また、前後進の切り替えは2つのペダルにより素早く行える。
(3)大容量ハイダンプコレクタ(集草機)
刈った草の集草容量は650Lと大容量で効率的に作業を行えます。さらにハイダンプ仕様となっているため、最大高さ約2mまで素早く持ち上げることが可能で、トラックへの排出も容易に。コレクタが満杯の状態で最大高さに持ち上げた場合でも安定するよう前後バランスを考慮して設計された。
(4)54インチモーアデッキ
刈幅は54インチ(1,372mm)と広く、センター排出方式を採用。広口のシューターによって、背の高い草や濡れた草でも詰まりにくい構成となった。
2)快適な居住性・操作性
(1)ジョイスティックレバーの採用と右側集中レバーレイアウト
操作関係はコレクタ(集草機)のリフトおよび、ダンプを操作するジョイスティックレバーとモーアデッキ操作レバーの2本構成。これにより誤作動を防止するとともに、シューターのクリーニングレバーも右側に装備しているので、作業中は全て右側レバーとスイッチでの作業が可能。
(2)チルトステアリングの採用
ハンドルは高さ(角度)を変えられるチルト機構を採用しており、オペレーターのお好みの位置に設定可能。
(3)オートクルーズ機構
作業中の速度を一定に保つことができるオートクルーズ機構を標準装備。長時間作業も快適に行える。
(4)USBソケット、カップホルダーの標準装備
スマートフォンの充電に便利なUSBソケットと、カップホルダーを装備。
3)安全性・メンテナンス
(1)シートスイッチ
作業者が離席するとエンジンが停止する離席検知機能を装備。
(2)ハンドグリップ
乗り降り時に便利なハンドグリップを機体側方に装備。
(3)洗浄用コネクタ
洗浄用コネクタにホースを繋ぎ、モーアデッキ内を洗浄することが可能。
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