食品事業を分社化「サタケフードビジネス株式会社」設立 サタケ2025年6月24日
株式会社サタケは、食品事業本部を分社化し、新会社「サタケフードビジネス株式会社」を設立した。新会社は2025年7月1日から業務を開始し、より迅速かつ柔軟な事業運営体制を構築する。
サタケフードビジネス株式会社 ロゴ
株式会社サタケ(広島県東広島市)は、食品事業本部の分社化により、新会社「サタケフードビジネス株式会社」を2025年4月24日に設立し、同年7月1日より業務を開始すると発表した。
サタケの食品事業本部は、1995年より乾燥米飯「マジックライス」シリーズをはじめとする長期保存が可能な加工食品の開発・販売を行ってきた。近年、食品業界ではニーズの多様化や環境の高度化が進み、企業には迅速で柔軟な対応が求められている。
こうした背景を受け、サタケは専門性を高めた独立組織として食品事業を切り離すことで、意思決定のスピード化と機動的な事業運営を目指す。これにより、サービス力および商品開発力の一層の強化を図る考えである。
新会社の本社は、広島県東広島市西条町西条東に設置され、従業員数は52名。資本金は2,000万円で、東京・大阪にも営業所を構える。主な事業内容は、米・麦の販売および、それらを原料とする食品の製造販売となっている。
サタケおよびサタケフードビジネス株式会社は今後、顧客や取引先、従業員との信頼関係をより重視し、グループ一体となって社会に貢献できる企業を目指すとしている。
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