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高機能バイオ炭「宙炭」で育てたユリ 日比谷花壇で販売 TOWING2026年2月27日

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日比谷花壇とTOWINGは2025年8月に締結した業務提携に基づき、高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を活用したサステナブルな花き生産の第一弾として、栃木県のユリ生産者・エフ・エフ・ヒライデの協力で環境負荷を低減しながら栽培したユリを、日比谷花壇の関東一部店舗で3月2日から期間限定で販売する。

左から、宙炭散布の様子(2025年10月)、宙炭で育てたユリ、高機能バイオ炭「宙炭」左から、宙炭散布の様子(2025年10月)、宙炭で育てたユリ、高機能バイオ炭「宙炭」

花き産業は、生産から廃棄に至るプロセスで多くのエネルギーを必要とする。特に生産段階で加温栽培による化石燃料への依存や、土壌・資材段階では化学肥料と廃棄物の問題など脱炭素化の課題を抱えている。

冬場のユリ栽培において、加温は避けられないが、栽培過程で宙炭を土にすき込むことで、暖房で排出するCO2の一部を土壌に貯める炭素で相殺できる。これまでの加温や化学肥料などのエネルギー消費による一方通行の栽培から、栽培プロセスの中に炭素を固定するという工程を組み込むことで、生産全体のカーボンフットプリントを改善する。

通常、もみ殻など植物残渣は、いずれ微生物に分解されてCO2として大気中に戻るが、宙炭を圃場の土に混ぜることで、炭素を半永久的に土壌に閉じ込める。また、宙炭の有用土壌微生物群と、エフ・エフ・ヒライデが長年培ってきた土壌が相まって、土本来の力と植物(ユリ)の生育を活性化。結果として、製造過程で大量のエネルギーを消費する化学肥料への依存度を減らすことが可能になる。

今回の販売は、ユリの名生産者であるエフ・エフ・ヒライデの協力のもと、実際の圃場でテスト栽培を行い、品質と環境負荷低減の両立を検証した結果。炭素固定だけでなく土壌の微生物活性を促す宙炭と、エフ・エフ・ヒライデの栽培技術の融合で植物本来の力強さに環境価値が加わった高品質なユリの安定供給が可能となった。

「宙炭」は、TOWING独自のバイオ炭前処理技術と微生物培養技術に、農研機構の技術を融合させた革新的な農業資材。土壌の健康を促進し、化学肥料の使用を削減、有機転換を促す。さらに、作物の品質と収量の向上により、生産者の経営効率にも寄与。地域の未利用バイオマスのアップサイクルや、農地への炭素固定を通じてCO2削減に貢献する。

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