ハボタン「バニー」ケールのような草姿2017年5月15日


ハボタンには、葉のふちがフリル状の「名古屋ちりめん系」、葉のふちが緩やかに波打つ「大阪丸葉系」、キャベツのような見た目の「東京丸葉系」の3タイプある。今回の「バニー」は、いずれのタイプにも属さず、開発でケールの系統も入れているため、ケールのような葉が特徴的だ。
草丈15~20cm程度とコンパクトなため、矮化(わいか)剤をあまり使わずにすみ、省力化にも貢献する。またハボタンのちぢみが多い品種は寒さに弱い傾向があるが、「バニー」は高い耐寒性があるため、冬でも安心して栽培できる。
同社ではこれまでハボタンに親しみのなかった世代や園芸層に、寄せ植えやハンギングバスケットなどで個性的なアレンジができる品種としてもPRしていく。
色はオフホワイトの「バニー ホワイト」と赤紫の「バニー レッド」の2色。希望小売価格(税抜)は各色1袋(1000粒入)5000円。全国の種苗店やJAルートを通じて販売する。
(写真)「バニー」のポット苗、「バニー」を使った寄せ植え例、作型図
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