ダイコンは平年より30%高 ニンジンも高値傾向続く 農水省の食品価格動向調査2022年10月20日
農水省が10月19日に公表した食品価格動向調査(野菜)によると、今年8月の北海道や東北での長雨の影響で、ダイコンやニンジンの小売価格は高値傾向が続いている。ダイコンは平年比でプラス30%の高値となっている。
最新の食品価格動向調査結果(10月10日~12日)によると、ダイコンの平均小売価格は1キロ当たり251円で平年比130%となっているのをはじめ、ニンジンも1キロ当たり480円で平年比123%と、依然として高値傾向が続いている。
農水省園芸作物課によると、ダイコンは主産地の北海道と青森県で、8月上旬から中旬にかけての長雨の影響で品質低下などにより出荷量が減っていることが要因。ニンジンについても主産地の北海道で長雨の影響で出荷量が平年より少ない状況が続いている。ダイコンやニンジンは10月中は北海道産と東北産が大部分を占めるため、今月いっぱいは出荷量があまり増えず、高値傾向が続くとみられるが、11月に入ると千葉県など他県産も出回り始めるため価格は次第に落ち着くとみられている。
一方、今年春に価格が高騰したタマネギは、緩やかに価格の下降が続き、1キロ当たりの価格は291円で平年比116%と落ち着いてきている。
食品価格動向調査(野菜)は、農水省が毎週、主な野菜8品目について、各都道府県ごとに10店舗ずつ、計470店舗の量販店で実施し、全店舗の小売価格の全国平均値を公表しているもので、対象品目は、キャベツ、ネギ、レタス、タマネギ、トマト、ニンジン、ハクサイ、ダイコンとなっている。
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