第2回全国トマト選手権 最高金賞は新潟県「越冬トマト」と兵庫県「プレミアムトマト」2023年6月1日
日本野菜ソムリエ協会は5月30日、野菜ソムリエが選んだ、今年の美味しい「トマト」No.1を決める「第2回 全国トマト選手権」を開催。ミディアム部門は曽我農園(新潟県)の「越冬トマト」、ラージ部門は松井農園(兵庫県)の「プレミアムトマト」が最高金賞を獲得した。
評価員の野菜ソムリエによる「第2回全国トマト選手権」審査の様子
「野菜ソムリエサミット」は、価値ある青果物や加工品を評価・認証し、広く世の中に発信することで、生産者を応援し、日本の農業の活性化に寄与するため、野菜ソムリエが選ぶ野菜・果物とその加工品の品評会。
「第2回 全国トマト選手権」には、全国各地の産地から20品のミディアムトマトと11品のラージトマトがエントリーされ、評価員の野菜ソムリエ24人が商品名や産地、生産者情報などをすべて伏せて食味。その美味しさを相対評価で審査し、評価員全員の合計点数により各賞を決めた。
ミディアム部門の最高金賞は、新潟県の曽我農園が栽培する「越冬トマト」。海水による水分ストレスに加え、新潟県特有の寒暖差ストレスで鍛えて栽培されている。評価員からは「食感がしっかりしていて、甘酸のバランスが良い」「味の余韻に浸ってしまうほどの美味しさ」と評価された。
また、ラージ部門の最高金賞は、兵庫県の松井農園が栽培する「プレミアムトマト」に決定。じっくりゆっくり育てて味の濃さを感じられるよう育てられたトマトで、評価員からは「うまみが強くまろやかで色も濃く美しく食感もバランスも良い、いつまでもおいしさが口の中に広がる」「甘みが強くて味が濃くおすすめしたいトマト」と評価された。
ミディアム部門最高金賞の「越冬トマト」、ラージ部門 最高金賞の「プレミアムトマト」
以下、受賞したトマトは次の通り。
◎ミディアム部門
【最高金賞】
越冬トマト
出品者:曽我農園(新潟県)
【金賞】
美浜の塩トマト
出品者:小鈴ファーム(愛知県)
【銀賞】
・プレミアムトマト
出品者:松井農園(兵庫県)
・味恋とまと
出品者:高松農園(栃木県)
【銅賞】
・RED TEAR DROP
出品者:有限会社エクセルプラン(兵庫県)
・BLOOD TOMATO
出品者:有限会社エクセルプラン(兵庫県)
・ぜいたくトマト(極み)
出品者:とまとや中村阮(兵庫県)
【入賞】
・長野県産フルーツトマト「さやまる」
出品者:日本郵便株式会社さやまるプロジェクト(長野県)
・高濃度海水栽培 フルゥッタメィロゥ
出品者:株式会社曽我農園(新潟県)
・赤丸山口トマト
出品者:山口トマト園(愛知県)
◎ラージ部門
【最高金賞】
プレミアムトマト
出品者:松井農園(兵庫県)
【金賞】
高濃度海水栽培 フルゥッタメィロゥラージ
出品者:株式会社曽我農園(新潟県)
【銀賞】
・三ツ星tomato
出品者:株式会社Nature(福岡県)
・昔懐かしい味のとまと
出品者:株式会社アーバンファーム ASAOKA(大阪府)
・スーパーフルーツトマトてるて姫
出品者:有限会社NKKアグリドリーム(茨城県)
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