JA静岡と共同開発「唐芋とマッシュルームのポタージュ」数量限定販売「野菜をMOTTO」2023年6月13日
モンマルシェが運営する国産野菜フードブランド「野菜をMOTTO」は6月10日、JA静岡と共同で「静岡産唐芋とマッシュルームのポタージュ」(540円・税込)を数量限定で発売した。
唐芋とマッシュルームのポタージュ
同商品は、同社の地元静岡市で栽培される流通量の少ない野菜を全国へ広める一環として、JA静岡と共同で始まったプロジェクトの第2弾。第1弾の"あさはたレンコン"に続き、今回は桃の栽培で有名な長田地区で栽培される"長田唐芋(おさだとうのいも)"にスポットを当てた。
里芋の一種できめ細かくほくほくとした「唐芋」は、海老芋などと同じ品種の芋。荒れた茶畑を再生させる目的で、生産されなくなった茶畑を利用し何か新たな特産品をつくろうと、長田地区の農家とJAがたどりついたのが「唐芋」だった。2011年の試験的栽培からコクがある味わいともっちりとした食感が徐々に評判となり、現在では長田地区以外にも栽培が広がっている。
一般的に里芋の仲間は最初に芽が出る「親芋」で、さらにそこから芽が伸びる「子芋」「孫芋」が出荷される。唐芋の親芋は、子芋と孫芋に遜色のない味わいだが、個体により硬い部分の発生がみられるため唐芋部会では一般に出荷していない。今回はこの親芋を仕入れ、長田唐芋の特徴であるなめらかさを活かしたポタージュスープに。さらに国産のマッシュルームを加え、コク深いクリーミーな味わいのスープができあがった。
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