「オフィスで野菜」福島県産の桃「あかつき」渋谷駅でサンプリング2023年7月20日
株式会社KOMPEITOが展開する置き型の社食サービス 「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」は、全国の地方自治体や各地のJAと連携し、専用冷蔵庫を活用した「オフィスで地方特産フェア」を定期的に実施。その第28弾として7月25日〜28日の4日間、JA全農福島の協力で、福島県産の桃「あかつき」を、東京の京王井の頭線渋谷駅で無料配布する。
2022年は計900個の桃を配布して好評だったこの企画は、福島県産の桃を丸ごと1個ずつカップに入れて、京王井の頭線渋谷駅にあるサラダの自販機「SALAD STAND」で無料配布するもの。今年は7月25日〜28日の期間、各日先着450人、4日間合計で先着1800人に福島県産の桃「あかつき」を丸ごと1個無料配布する。また、桃を受け取ると「SALAD STAND」で利用できる300円分のポイント(ポイント付与日:7月31日)をプレゼントする。配布時間は、午前10時〜午後8時で無くなり次第終了。
各地域のJAや全農は、コロナ禍で、これまで百貨店などの店頭で実施していた試食販売特産品や農産品の販売促進が制限され、消費者が実際に試食する機会を作りにくくなっている。そこで、同社は実食を伴うプロモーションを安心・安全にできる場所として、オフィスに冷蔵庫を設置するサービスを展開している。
2022年に行なわれた配布の様子
福島県は桃の生産量が全国2位で、7月中旬〜8月は出荷量が最も多くなる。主力品種は「あかつき」で、福島県で生産される桃の約半分を占める。例年「あかつき」は7月下旬から8月初旬にかけての出荷となり、その後、8月のお盆時期前後は「川中島白桃」などが出荷となり、約10日前後の間隔で品種が切り替わりながら9月上旬まで出荷が続く。
福島県内では県内の北部、県北地域の福島盆地で桃の大部分が栽培されており、夏の暑さの中で甘さをたっぷりため込んで育った桃が、首都圏を中心に北海道から関西地域まで出荷されている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(155)-改正食料・農業・農村基本法(41)-2025年8月16日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(72)【防除学習帖】第311回2025年8月16日
-
農薬の正しい使い方(45)【今さら聞けない営農情報】第311回2025年8月16日
-
(448)郷愁とノスタルジー【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年8月15日
-
あらゆる暴力の即時停止を 被爆・戦後80年にメッセージ発表 パルシステム連合会2025年8月15日
-
京都府「第3回京のこだわり畜産物レシピコンテスト」開催2025年8月15日
-
「パンのフェス2025」三井アウトレットパーク木更津で9月に開催2025年8月15日
-
機械審査なし「お米番付12回大会」エントリー開始 八代目儀兵衛2025年8月15日
-
東京23区の住民 過去1年間に森林を訪れたのは3人に1人 森林総研2025年8月15日
-
【サステナ防除のすすめ2025】秋冬野菜の病害虫防除 異常気象こそ先手対応を2025年8月14日
-
見なくなった案山子、燕・雀・烏【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第353回2025年8月14日
-
花がよく売れるお盆・彼岸から見えてくる花産業の問題点【花づくりの現場から 宇田明】第66回2025年8月14日
-
渡り鳥「キビタキ」「ノビタキ」越冬地との間の移動経路を明らかに 森林総研2025年8月14日
-
国産・添加物削減・減農薬にこだわり「デポー国領駅前」リニューアルオープン 生活クラブ生協2025年8月14日
-
果実のフードロス削減・農家支援へ「キリン 氷結 mottainai 浜なし」再登場2025年8月14日
-
【役員人事】バイエル(9月1日付)2025年8月14日
-
「地元で働きたい」に応える 地域限定採用で安定雇用も実現 パルシステム埼玉2025年8月14日
-
政府の「米増産」方針 立ちはだかる「壁」と拭えぬ不安 産地JAと米農家の声2025年8月13日
-
【サステナ防除のすすめ2025】果菜類(施設)編 太陽熱で死滅狙う(1)2025年8月13日
-
【サステナ防除のすすめ2025】果菜類(施設)編 太陽熱で死滅狙う(2)2025年8月13日