豊橋市から国産・栽培期間中農薬不使用バナナ 育てる「ベイビーバナナ」販売開始 アスラン2023年8月8日
株式会社アスラン(愛知県豊橋市)は、国産バナナの栽培に成功し、8月7日からオンラインショップで全国に向けて販売を開始。栽培期間中農薬不使用でグリーンバナナから食べ頃まで家で育てる「ベイビーバナナ」を販売する。
オンラインショップで販売開始した「ベイビーバナナ」
愛知県豊橋市で生産される「ベイビーバナナ」は、栽培期間中は農薬不使用で皮まで食べられる。品種は、日本で作出された全長13センチ前後で手のひらサイズの「ベビーナ」。
もっちりとした食感に、まるで赤ちゃんを彷彿させるようなサイズ感と、購入してから食べごろまで家で育てるという特徴から「ベイビーバナナ」と命名された。
夏場で1週間から10日間と、好みにより追熟期間を調整できる。
アスランは2022年6月、豊橋市天伯町でバナナ苗の「ベビーナ」を150株を定植し、この8月に初めての収穫を迎えた。
手のひらサイズの「ベイビーバナナ」と「ベイビーバナナ」を栽培する白井農園長
同社の白井農園長は「農薬を使わないため、除草や害虫防除に時間を要した」と話し、全て栽培期間中は農薬不使用にこだわって栽培している。
国産バナナの流通はほとんどなく、農業が盛んな豊橋市でもバナナの生産は珍しく、とても希少なバナナとなる。「ベイビーバナナ」は、6本入りで3600円(税込)。
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