生産者と開発「滋賀東近江のキャベツを使ったハンバーグ 甘辛みそソース」新発売 石井食品2024年1月15日
無添加調理で商品作りを進めている石井食品は1月15日、琵琶湖を望む水田地で育む「東近江キャベツ」の生産者との取り組みから生まれた「滋賀東近江のキャベツを使ったハンバーグ甘辛みそソース」(260円・税込)を発売。生産者の課題に寄り添う「地域と旬」事業を通じて開発された。
「滋賀東近江のキャベツを使ったハンバーグ甘辛みそソース」盛り付けイメージ
琵琶湖の東岸に位置する滋賀県東近江市五個荘地区は歴史的な街並みが広がる農業が盛んな地域。近江米を作る栄養豊富な水田を活用し、高収益作物(園芸品目)が栽培されている。特に寒さが厳しく雪深い地域で栽培される「東近江キャベツ」は、1~3月の旬の時期はキャベツ自身が凍らないように糖を貯め込むため、芯に近いほど甘みが増す。
同社は、「地元・東近江市民から東近江キャベツを知り、ファンになってもらうことで農業を身近に考えてもらうきっかけにしたい」という生産者の声を受け、2021年から「東近江キャベツ」を使った商品開発を開始。地元・東近江市から「東近江キャベツ」の魅力を伝え、持続可能な生産と農地を守る活動に尽力している。
新発売の「滋賀東近江のキャベツを使ったハンバーグ甘辛みそソース」は、もっとも甘みがあるキャベツの"芯"まで余すことなく使用。さらに、「東近江キャベツ」の甘みと旨味を引き出すために、"炒める"ひと手間を加え、最大限「東近江キャベツ」の良さを引き立てるハンバーグに仕上げた。また、ソースは「農作業の後でもごはんが進むような味付けに」という生産者からのアドバイスを取り入れ、しっかりとした味わいの甘辛みそ味に。ソースの隠し味には地元の丸中醤油を使い、コクをプラスした。
「東近江キャベツ」生産者
今後は、同商品の販売を通じて「東近江のキャベツ」の魅力を伝え、食べられる機会を増やすため、地元・東近江市の子どもたちに向けて学校給食の導入を目指す。
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