初収穫のい草を商品化 静岡・焼津産い草の「寝ござ」新発売 萩原2026年3月26日
萩原株式会社(岡山県倉敷市)は、静岡県焼津市にある自社い草栽培拠点「YAiGUSA BASE」で初めて収穫されたい草を使った寝ござを発売。自社オンラインショップ「萩原製造所」で販売している。

同社は、花ござの製造販売を手がける会社として1892年に創業。長年、中国の自社工場でい草の品質管理や縫製加工に携わってきた一方、これまでい草自体を国内で栽培した経験はなかった。
近年は、国内い草農家の戸数が10年で半分以下に減少するなど、い草を取り巻く状況は厳しい。こうした中、い草産業・文化を盛り上げ、未来につなぐため、い草の認知拡大に向けた挑戦として新たに「YAiGUSA BASE」を立ち上げ、い草の自社栽培を始めた。
静岡県焼津市にあるYAiGUSA BASEの農地
静岡県焼津市にある「YAiGUSA BASE(ヤイグサ ベース)」は、同社のい草農地とプロジェクトチーム名。県内で唯一い草を栽培している農地で、所有面積は約8反(2026年収穫分の植え付け面積は1.5反)。2024年からい草栽培を始め、2025年には初めてい草の収穫に成功した。
同社は、い草栽培を経験することで、い草農家の現状や課題を肌で感じ、解決のヒントを探りながら、い草の魅力を伝える発信拠点として、消費者やい草業界が集まり、体験や交流ができる場所を目指している。
YAiGUSA BASE 国産い草寝ござ 焼津市松/グリーン
このほど発売した「国産い草寝ござ 焼津市松」は、大切に育てたい草を自社で丁寧に織り上げたもの。多くの人々に支えられ栽培から製織まで、自分たちの手で行った純国産い草寝ござとなる。
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