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【ダウ・ケミカル】
アジア太平洋地域で過去最高の売上  ダウ2011年業績

 ダウ・ケミカル(本社:米国ミシガン州)は2011年通期の業績を発表した。

 売上高は前年比12%増の600億ドル(4兆5600億円=1ドル約76円換算、以下すべて同じ)だった。全事業部門で2桁成長を達成するなど全体的に売上が好調だった。地域別売上高は、新興経済圏が190億ドル(1兆4440億円)を超え過去最高、アジア太平洋地域も100億ドル(7600億円)を超え新記録を達成した。
 EBITDA(金利・税金・償却前利益)は78億ドル(5930億円)で同12%増だった。1株あたり利益は同33セント増の2.05ドル(156円)
 セグメント別では、農業化学事業は世界の全地域で売上高を伸ばし、同16%増の57億ドル(4330億円)、EBITDAは同43%増の9億ドル(680億円)で過去最高だった。


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