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【モンサント・カンパニー】
過去最高の売上高を達成 2012年第2四半期  モンサント

 モンサント・カンパニー(本社:米国ミズーリ州)は4月4日、2012年度第2四半期の業績を発表した。米国内、南米での種子販売拡大により上半期の業績としては過去最高の売上高を記録した。

 上半期の総売上高は72億ドル(約5900億円、1ドル約82円換算、以下すべて同じ)で、前年同期比12億ドル(20%)増。売上高の5割以上はトウモロコシ種子関連事業だった。
 売上総利益は38億ドル(約3120億円)、純利益は13億ドル(約1100億円)だった。
 事業部門別では、種子関連事業の売上高が55億ドル(約4480億円)で同19%増。トウモロコシは37億ドル(約3043億円)で同23%増だった。種子関連では野菜・果実を除き、トウモロコシ、大豆、ワタともに前年同期比を上回った。
 農業関連製品事業の売上高は17億ドル(約1420億円)で、同25%増。
 上半期の好調を受けて通期の業績を上方修正し、1株あたりの利益見通しが3.49【?】3.54ドルとなった。


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