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【JA全農、シンジェンタ ジャパン】
ミニトマト「アンジェレ」 シンジェンタがJA全農に種子独占供給

 JA全農とシンジェンタ ジャパンは11月7日、シンジェンタ ジャパンが開発した高付加価値ミニトマト「アンジェレ」の種子をJA全農に独占供給することで合意したと発表した。

 「アンジェレ」(ANGELLE)は、甘味と酸味とのバランスが良い、これまで日本になかったタイプのスナックタイプのミニトマトだ。抗酸化作用のあるリコピンを豊富に含んでおり美容と健康にもよく、また、ゼリー質が少ないため果汁が飛びにくく、ヘタがなく食べやすいため、子どものおやつにもぴったりだ。 「アンジェレ」(ANGELLE)は、甘味と酸味とのバランスが良い、これまで日本になかったタイプのスナックタイプのミニトマトだ。抗酸化作用のあるリコピンを豊富に含んでおり美容と健康にもよく、また、ゼリー質が少ないため果汁が飛びにくく、ヘタがなく食べやすいため、子どものおやつにもぴったりだ。
 育種したのはシンジェンタで、欧州では2009年から販売している。
 国内ではJA全農が適性試験などを行ってきたが、11年度から試験栽培・販売をスタート。同年度は全国9JAで1.7haを作付けした。東京、大阪でそれぞれ特定の量販店を中心に試験的に販売したところ好評を得たため、JA全農では「高い商品価値があり、オリジナルブランドとして計画的に生産販売していきたい」と判断し、このたびの種子独占供給の契約に至った。
 シンジェンタ ジャパンのステファン・ティッツェ代表取締役社長は、「JAグループによる産地開発、生産、販売までの一貫した体制によって高い品質のアンジェレを日本の食卓に届けられることを嬉しく思う」と今後の販売に期待を寄せた。
 アンジェレの平均収量は夏秋なら10aあたり5t、冬春なら同9tほど。JA全農では、1年通して計画的に出荷できるよう産地を見極めて慎重に栽培面積を増やしていく方針で、12年度に4.4haだった作付面積を、15年度には全国20haにまで拡大していきたい考えだ。


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