駅近くでジビエを楽しむ 期間限定・夏鹿カレーと猪肉ピタプレート2016年7月21日
JR東日本グループのジェイアール東日本フードビジネス(株)は、基幹ブランドのベックスコーヒーショップとベッカーズで7月25日から期間限定で、鹿肉と猪肉を使った料理を発売する。同グループの6次産業化にむけたプロジェクト「のもの1-2-3」の取り組みの一環。
2011年から、「のもの1-2-3」に取り組んでおり、その一環として鳥獣被害対策で調達された鹿肉や猪肉を使ったメニューを販売する。今年は初めて、ベックスコーヒーショップで夏鹿を、ベッカーズで猪肉のメニューを発売する。
ベックスコーヒーショップで7月25日から8月31日までの間発売するのは、長野県で春から夏に捕獲された"夏鹿(春先の新芽や青草を食べる時期の鹿で、あっさりとした味わいが特徴)"を使った「信州ジビエ夏鹿カレー」で同県産野沢菜添え。鹿肉の加工は長野県富士見町にある信州富士見高原ファームが行う。販売価格は税込で単品が690円、サイドメニューとドリンク付きで1010円。47店舗で発売し販売目標数は1万4000食(なくなり次第終了)。
ベッカーズでは7月25日から9月30日までの間、千葉県房総エリアで捕獲された猪肉を使った「房総ジビエ 猪肉のスパイシーピタポケットプレートセット」を発売する。猪肉の加工は千葉県君津市にある君津いのか食肉加工組合が行う。販売価格は税込で単品が500円、プレートセットが790円。R・ベッカーズを含む18店舗で発売し販売目標数は1万食(なくなり次第終了)。
どちらもカレーの加工は千葉県千葉市にある(株)ピュアディッシュで行う。メニューの監修は日本ジビエ復興協議会藤木徳彦理事長。
販売を行うショップは横浜駅や大宮駅などJR東日本の首都圏エキナカに店舗を構えている。同社担当者は「常にメニュー開発を行っており、ジビエについても魅力的な食材だと感じている」と意気込みを語った。
(写真)「信州ジビエ夏鹿カレー」「房総ジビエ 猪肉のスパイシーピタポケットプレートセット」
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