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【注意報】オクラにフタテンミドリヒメヨコバイ 石垣市で多発のおそれ 沖縄県2025年7月7日

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沖縄県病害虫防除技術センターは、オクラにフタテンミドリヒメヨコバイが石垣市で多発のおそれがあるとして、7月2日に令和7年度病害虫発生予察注意報第3号を発表した。

図1:フタテンミドリヒメヨコバイの寄生虫数の発生推移と図2:フタテンミドリヒメヨコバイの過去2年の発生推移

沖縄県病害虫防除技術センターによると、石垣市における6月の調査の結果、本種の成幼虫数は1.71頭/葉(平年:0.38頭/葉)、発生ほ場率80.0%(平年:69.2%)となり、平年に比べ多発生となった(図1、図2)。

国内では沖縄県および小笠原諸島、西日本で発生が確認され、オクラ、ナス、ハイビスカスで被害の報告がある。国外では台湾、中国、インド等に分布し、ナス科(ナス、トマト、ジャガイモ)、アオイ科(オクラ、ワタ、ハイビスカス)、マメ科(ササゲ、ダイズ)の害虫として知られる。

図3:フタテンミドリヒメヨコバイ(成虫)と図4:フタテンミドリヒメヨコバイ(幼虫)(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)

(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)

成虫は体長2.7~3.2mmで、頭胸部は黄緑色、上翅は半透明白色で翅の末端に一対の黒点がある。幼虫は全身がほぼ黄緑色で、3~5齢幼虫は胸部背面に4個の暗色班を生じる(図3、4)。

雌成虫は、葉脈に黄白色の卵を一度に15卵ほど産卵。卵は4~11日で孵化し、幼虫期間は7~21日、成虫の寿命は35~50日で、年間7世代程度発生するとされる。沖縄県では5~10月の発生が多い。

図5:多発生時の様子(葉裏)と図6:吸汁による葉の萎縮症状(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)(提供:沖縄県病害虫防除技術センター)

成虫、幼虫ともに葉や茎を吸汁し、多発すると被害葉は黄変萎縮し、生長や収量に影響を及ぼす(図5、6)。

同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

(1)定期的に葉裏を観察し、早期発見に努める。

(2)登録薬剤による防除を行う。

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