国際協同組合年に韓国ソウルで「AOAセミナー」 村山理事長・AOA会長があいさつ JA共済連2025年11月28日
JA共済連は11月13、14日に韓国・ソウルのコンラッド・ソウルで開催された「AOAセミナー2025 in ソウル」に、同会役職員18人が参加し、各国の会員団体とのパネルディスカッションやスピーチを通じて、協同組合の価値や役割についての課題認識の共有や相互理解を促進した。
左から、村山理事長が開会あいさつ、セミナーの様子
AOA(国際協同組合保険連合アジア・オセアニア協会)が主催する同セミナーは、同地域の協同組合保険・共済団体の発展と連帯強化を目的に、1985年から隔年で開催されている。国際協同組合年にあたる今年度は、「『利用者のための組織であり続けるために』~2025 国際協同組合年 私たちの価値を再考する」をテーマに、8カ国・地域から25団体、127人が参加した。
冒頭、主催者を代表してAOA会長を務めるJA共済連の村山美彦理事長が「2025年は国連が定めた国際協同組合年でもあり、協同組合が持続可能な開発目標の達成に貢献する存在として、世界的にその価値が再認識された。協同組合の本質的な価値を見つめ直し、未来に向けた新たな一歩を踏み出す機会となることを心より願っている」とあいさつした。
セミナーでは、スピーチやパネルディスカッションによるセッションを2日間にわたって実施した。「利用者ニーズにこたえるために」、「利用者のための組織であるために」、「利用者の輪を広げるために」という各テーマに沿って、参加者間で活発な意見交換が行われ、課題認識の共有や相互理解が促進された。
若手リーダーを対象としたヤングリーダーズプログラムでは、会員団体のCEOなど経営幹部との意見交換を通じて知識・行動力を高め、他団体からの参加者との交流会による関係構築や情報交換が行われた。
セッションのスピーチには、全国本部主計部の川越剛室長が登壇し、「利用者の輪を広げるためのZenkyorenの新たな挑戦」を報告した。
川越室長は、東日本大震災の経験から「協同組合としての使命とリスク対応力強化の重要性を再認識した」と説明。「気候変動やグローバル化の加速など、リスクがますます複雑化」していることに懸念を示し、「国際的な協同組合等の連携強化」の必要性を強調した。そこで「ICMIF(国際協同組合保険連合)団体などのリスク移転の支援に資する新たな仕組みづくりに挑戦」し、これを通じて「協同組合の輪がさらに広がり、持続可能な未来が構築され、各団体の組合員に対するサービスや価値が向上すること」に期待を示した。
AOAは、国際機関・国際協同組合同盟(ICA)の共済・保険部門、国際協同組合保険連合(ICMIF)の地域協会のひとつ。1984年に設立され、3月現在で10カ国・45組織が加盟。ICAは世界の協同組合運動の発展を目的に1895年に設立された世界最大級のNGOで、国連の諮問機関に登録され、ILO(国際労働機関)のオブザーバー資格も有する。3月現在で104カ国・310組織。ICMIFはICAの専門機関として1922年に設立され、3月現在で54カ国・214組織が加盟している。
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