香川県産「きざみにんにく」と「小豆島ソース」農水省FOOD SHIFTセレクションで優秀賞2025年11月28日
香川県産農産物を活用した食品企画と製造・加工販売を手がける大京(香川県高松市)の香川県産「きざみにんにく」と「小豆島ソース」が、農林水産省の「FOOD SHIFTセレクション」で優秀賞を受賞。添加物に頼らず"科学的レシピ"で実現した地域の味が評価された。

香川県は全国で最も降雨量が少なく、農業に厳しい土地といわれるが、その環境ならではの瀬戸内の光と風を受けて育つ食材の代表が、香川県産にんにくと小豆島産のオリーブ。いずれも生産量が限られる全国的にも希少な素材で、その地域素材としての価値が十分に全国に伝わっていないという課題があった。
同社のブランド「自然風土」は、「瀬戸内の素材が持つ本当の香りと力強さを、そのまま全国の食卓へ届けたい」という思いで、加工助剤・保存料・香料に頼らず、素材の細胞構造や油分の特性を科学的に分析して"無添加でも美味しさが成り立つレシピ"を一から設計。さらに、農作物の生産に精通した白川農場、全国調味料コンテスト最優秀賞受賞歴を持つ調味料製造職人のM's cocinaとの共同開発体制を築き、今回の受賞商品を開発した。
今回のW受賞にあたり同社は、「地域素材の価値を丁寧に伝え続けてきた取り組みが、流通・外食などの専門家で構成される審査委員に"持続可能な地域と未来を紡ぐ国産ブランド"として認められた証と考えている。この評価を糧に、地元生産者や製造パートナーとの連携、地域資源の活用、無添加で誠実な商品づくりをさらに進め、香川の魅力が全国の食卓へ広がるよう、継続的な発信に取り組んでまいります」とコメントしている。
日本フードシフトセレクションは、農水省が推進する『ニッポンフードシフト』の一環として、改正食料・農業・農村基本法の理念のうち、地産地消または国産農林水産物の消費拡大・みどりの食料システム戦略の推進・家庭備蓄の市場拡大・インバウンド消費拡大という4つの視点のいずれかに則した優良な産品を全国から選定・発信する制度。選定された産品には『FOOD SHIFTセレクション認定マーク』の使用が認められる。
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