組合員視点で改革を-JA全中・奥野会長2016年4月8日
JA全中の奥野長衛会長は4月7日の定例会見で、1日から施行された改正農協法をふまえて「いかに組合員のためになる事業を立ち上げるか、努力を忘れてはならないと思う」とJA自己改革への考えを語った。
奥野会長はJA自己改革の取り組みにあたって「一円でも高く売る努力をする、そのために1円でも安く生産資材を提供していく、そういう事業の原点にしっかりと戻ることに役職員が知恵を絞っていくことが大事だ」と強調した。
とくに農家組合員から期待されている営農経済事業の強化に向けては「新たな挑戦にはリスクもともなうが、組合員にどう役立つかを忘れなければ失敗してもいいと思っている。いかに組合員のためになる事業を立ち上げるか、組合員のニーズをどう拾い上げていくか、努力を忘れてはならない」と呼びかけ、「地域に根ざして協同の力をきちんと発揮していくことが、新自由主義に対する協同組合としての対案だと思う」などと語った。
(関連記事)
・指定団体制度の機能維持を-JA全中 (16.04.07)
重要な記事
最新の記事
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日
-
「もしもFES名古屋2024」名古屋・栄で開催 こくみん共済coop2024年4月26日
-
農水省『全国版畜産クラウド』とデータ連携 ファームノート2024年4月26日
-
土日が多い曜日まわり、歓送迎会需要増で売上堅調 外食産業市場動向調査3月度2024年4月26日
-
鳥インフル 英国からの生きた家きん、家きん肉等 一時輸入停止措置を解除 農水省2024年4月26日
-
淡路島産新たまねぎ使用「たまねぎバーガー」関西・四国で限定販売 モスバーガー2024年4月26日