23年米価格 前年産60kg+1432円 2月相対取引価格2024年3月21日
農林水産省は3月15日に2023年産米2月の相対取引価格と数量を公表した。
相対取引価格は全銘柄平均で前月より▲55円の60kg1万5303円となった。
出回りからの年産平均価格は前年産+1432円の同1万5276円となっている。
産地品種銘柄別の年産価格は前年産比99%~122%となり、ほぼすべてで前年産より上昇している。
販売数量は27万7000t
で前月比120%。前年比では76%となった。
23年産米の生産量は、主食用以外への作付け転換に加え猛暑の影響で前年産より9万t減少した。6月末の民間在庫量は180万tを下回る見込みで販売は前年に比べて進んでいる。
米穀機構が3月7日に公表した2月の米取引関係者への調査結果では主食用米も需給について向こう3か月の見通し判断DI値は1月にくらべて+5の72となり需給が締まるとの見方がさらに強まっている。米価についても1月にくらべて+4の66となり、上昇するとの見方が強まっている。ただ、実質賃金は物価上昇を下回っており、米の消費に与える影響も注視する必要があるとの見方も出ている。
重要な記事
最新の記事
-
米の作況指数の公表廃止 実態にあった収量把握へ 小泉農相表明2025年6月16日
-
【農協時論】米騒動の始末 "瑞穂の国"守る情報発信不可欠 今尾和實・協同組合懇話会委員(前代表)2025年6月16日
-
全農 備蓄米 出荷済み16万5000t 進度率56%2025年6月16日
-
「農村破壊の政治、転換を」 新潟で「百姓一揆」デモ 雨ついて農家ら220人2025年6月16日
-
つながる!消費者と生産者 7月21日、浜松で「令和の百姓一揆」 トラクターで行進2025年6月16日
-
【人事異動】農水省(6月16日付)2025年6月16日
-
3-R循環野菜、広島県産野菜のマルシェでプレゼント 第3回ひろしまの旬を楽しむ野菜市~ベジミル測定~ JA全農ひろしま2025年6月16日
-
秋田県産青果物をPRする令和7年度「あきたフレッシュ大使」3人が決定 JA全農あきた2025年6月16日
-
JA全農ひろしまと広島大学の共同研究 田植え直後のメタンガス排出量調査を実施2025年6月16日
-
生協ひろしま×JA全農ひろしま 協働の米づくり活動、三原市高坂町で田植え2025年6月16日
-
JA職員のフードドライブ活動で(一社)フードバンクあきたに寄贈 JA全農あきた2025年6月16日
-
【地域を診る】「平成の大合併」の傷跡深く 過疎化進み自治体弱体化 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年6月16日
-
いちじく「博多とよみつひめ」特別価格で予約受付中 JAタウン2025年6月16日
-
日本生協連とコープ共済連がともに初の女性トップ、新井新会長と笹川新理事長を選任2025年6月16日
-
【役員人事】日本コープ共済生活協同組合連合会 新理事長に笹川博子氏(6月13日付)2025年6月16日
-
【役員人事】2027年国際園芸博覧会協会 新会長に筒井義信氏(6月18日付)2025年6月16日
-
農業分野で世界初のJCMクレジット発行へ前進 ヤンマー2025年6月16日
-
(一社)日本植物防疫協会 第14回総会開く2025年6月16日
-
農業にインパクト投資を アンドパブリックと実証実験で提携 AGRIST2025年6月16日
-
鳥取・道の駅ほうじょう「2025大大大スイカフェスティバル」22日まで開催中2025年6月16日