DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日
DJIは4月25日、新型ドローンで大規模な作物栽培向けの「Agras T50」と、日本国内では2023年11月7日に発売された軽量で小規模栽培向け「Agras T25」の世界展開を発表。いずれも包括的な航空用途での管理に強力な機能を提供する「SmartFarmアプリ」のアップグレード版と互換性がある。
大規模農業の需要に応えた「Agras T50」は、効率性と安定性を誇るフラッグシップモデル。次世代レベルの安定性を発揮する同軸デュアルローター設計と54インチのプロペラを継承し、40kgの噴霧ペイロード、50kgの散布ペイロード積載時に、1時間あたり最大21ヘクタールの効率的な噴霧能力を発揮する。
「T50」のデュアルアトマイズ噴霧システムは、2つのスプリンクラーとサイズ調整可能な噴霧液滴により、毎分最大16リットルの流量を実現し、畑から果樹園までの各種用途に最適。散布構成に応じて簡単に変換できるため、50kgの乾燥顆粒を搬送し、最大108 kg/分または1.5トン/時の流量率で散布できる。
一方、「Agras T25」は、T50の高度な機能すべてを、コンパクトで持ち運びのしやすいボディに搭載。20kgの噴霧ペイロードまたは25kgの散布ペイロードを積載可能で、多方向障害物回避、地形フォロー、超高速バッテリー充電、ワンタップのテイクオフ、自動操作など、T50の主要機能を備えている。小規模/中規模農場における単独使用に最適なモデル。
また、Agras操作の必需品である「DJI SmartFarmアプリ」には、ワンストップで手軽に作物保護を実現する、ドローン管理のパワフルな機能を搭載。最新の更新では、データ制御と管理の効率性が向上し、DJI Academyを通じて学習リソースにアクセスできるようになった。すべてのソフトウェアはオプションとなる。
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