【特殊報】キュウリに黒点根腐病 県内で発生を初めて確認 福岡県2026年3月10日
福岡県農林業総合試験場は、キュウリに黒点根腐病の発生を県内で初めて確認。これを受けて、3月3日に令和7年度病害虫発生予察特殊報第2号を発表した。
図1:ほ場での発生状況(提供:福岡県農林業総合試験場)
福岡県農林業総合試験場によると、2025年9月下旬に県北部のキュウリ栽培施設において、ハウスの約1割の株で萎凋症状(図1)が発生し、約2週間後に枯死に至った。当該被害株の根部は褐色に腐敗し、表面に複数小黒点(子のう殻)が確認された(図2、3)。
左から、図2:根上に形成された小黒点(子のう核)、図3:子のう核内部の子のう胞子(顕微鏡観察)
(提供:福岡県農林業総合試験場)
罹病株について農林水産省門司植物防疫所に同定依頼をしたところ、福岡県では未確認のキュウリ黒点根腐病であることが判明した。
キュウリ(カボチャ台木)黒点根腐病は、2011年に滋賀県、2014年に岡山県、2025年に高知県で発生が確認されている。なお、自根キュウリでは、2006年に岩手県で確認されている。福岡県では、キュウリ(カボチャ台木)黒点根腐病は初めての確認。
病徴としては、収穫期頃から地上部に萎凋症状が見え始める。発病初期には晴天の日中に萎凋し、朝夕や曇雨天には回復。これを繰り返した後、急激に枯れ上がる。根は、初め細根が腐敗脱落し、残った根はアメ色に腐敗し、症状が進むと根部表面に直径0.3mm程度の小黒点(子のう殻)が形成される(図2)。
病原菌はウリ科作物を特異的に侵す。培地上では11~37.5度で生育し、最適温度は30度前後と高め。罹病株の根部に形成された子のう核は長期間土壌中に残存し、伝染源となる。
同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
(1)2月26日現在、同病に対して登録のある農薬はないため、発病株は見つけ次第抜き取って処分する。残根はできるだけほ場に残らないよう丁寧に処理する。
(2)土壌の過湿や乾燥を避け、根の生長を促進し、被害の軽減を図る。
(3)同病の発生したほ場の耕起、整地を行った管理作業機などに付着した土壌は丁寧に洗い落す。
(4)発生ほ場では連作を避け、ウリ科植物以外の作物を栽培する。
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