くらしからTPPを考えるシンポ開催 パルシステム2016年10月14日
TPPに反対する人々の運動が主催し、生協のパルシステムと日本消費者連盟が協賛するTPPフォーラム「くらしの足元からTPPを考えるシンポジウム」が、10月29日に開催される。
今日(10月14日)から、国会でTPP承認案と関連法案の審議が始まった。政府・与党は10月中の衆院通過を目指しているという。SBS米の闇の世界が明らかになるなど、TPPの問題点が次々に現れ、どちらが米国大統領に就任してもTPPに反対だと表明されているにもかかわらずだ。
改めて「TPPは具体的に私たちのくらしに何を持ち込むのか。そのことにくらしと地域の現場からどう対抗していくのか。食・農・くらし・地域に焦点を当て、生活者として語り合い、共有する」ために、このシンポジウムは開催される。
なお、JAcomでは、今月から毎週木曜日にコラム「TPPから見える風景」を連載し、さまざまな視点からTPPに関する問題を改めて見直しているので参考にしていただきたい。
【シンポジウムの概要】
○シンポジウム名:TPPフォーラム「くらしの足元からTPPを考えるシンポジウム」
○日時:10月29日(土)13:30-15:30
○会場:パルシステム連合会2F第1会議室(東京都新宿区大久保2-2-6ラクアス東新宿)
○参加費:無料
○内容
基調講演:もう一つの社会づくりをめざす山形・置賜自給圏構想 菅野芳秀氏(山形在住、「TPPに反対する人々の運動」協同代表)
報告Ⅰ:高齢化と過疎化が進む豪雪のむらから 野呂敏子氏(新潟)
報告Ⅱ:地域で貧困の現実と向き合って 荒川茂子氏(東京)
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