珍しいネギ食べ比べ ねぎサミットに28都県2016年11月28日
地方ブランド品も含め、30近い全国のネギが集合した。11月26、27日東京都品川区の大井競馬場で「全国ねぎサミット2016」が開かれた。同競馬場にリニューアルオープンしたイベントスペース「UMILE SQUERE(ウマイルスクエア)」を記念して特別区競馬協会などが開いた。試食も兼ねた各展示ブースは、各地の自慢のネギを食べ比べる人で賑わった。
全国ねぎサミットは、ネギの魅力をPRし、国産ネギの消費拡大と地域の活性化を目的として、2010年から全国の主要ねぎ産地が集結し、毎年各産地持ち回りで開催されている。
会場のウマイルスクエアには、28都県のブースが並び、それぞれ自慢のネギをPR。秋田県のJAあきた白神に隣接するJA全農のブースでは11月28日新発売の「サッポロ一番×全農 カップスター 秋田県産白神ねぎが入ったしょうゆラーメン」を販売。
主に関西で食べられる兵庫県朝来市の「岩津ねぎ」は同県の生野銀山で働く人の冬の栄養源だった。市の担当者は「雪や霜にあたるほど旨みが増す。関東でもっと知ってもらいたい」とPRする。また東京都は1株から7、8本のネギが出る品種を展示し、来場者の関心を引いていた。
サミットに参加した埼玉県深谷市の小島進市長は「埼玉のネギも、もとは千住ネギなど、江戸のネギで、東京でのサミットはネギの里帰りだ」と、東京での消費宣伝に手応えを感じていた。
(写真)珍しいネギの試食で賑わった全国ねぎサミット
重要な記事
最新の記事
-
不測事態の食料確保、スマート農業法など3法案 衆院で審議スタート2024年4月25日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年4月25日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2024年4月25日
-
【注意報】ウメ、モモ、などに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 和歌山県2024年4月25日
-
【特殊報】キュウリに「キュウリ黄化病」府内で初めて確認 京都府2024年4月25日
-
電動3輪スクーター「EVデリバリー」JA豊橋に導入 ブレイズ2024年4月25日
-
ほ場作業の約9割を自動化するオートコンバイン「YH6135,A7135,A」発売 ヤンマー2024年4月25日
-
むらぐるみの共同労働【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第288回2024年4月25日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「農村は国の本」~焚書として消された丸本彰造著『食糧戰爭』が復刻された2024年4月25日
-
【JA人事】JA水戸(茨城県)新組合長に園部優氏(4月21日)2024年4月25日
-
【人事異動】フジタ(4月1日付)2024年4月25日
-
米麦水分計PB-Rを新発売 ケツト化学2024年4月25日
-
全国の小学校・児童館に横断旗を寄贈「7才の交通安全プロジェクト」こくみん共済 coop2024年4月25日
-
自然とふれあう農業体験 伊勢崎市で27日に開催 パルシステム群馬2024年4月25日
-
野菜の鮮度保持袋で物流2024年問題解決へ「JAGRI KYUSHU」に出展 ベルグリーンワイズ2024年4月25日
-
粉末化でフードロス解決に挑戦 オンラインセミナー開催 アグリフューチャージャパン2024年4月25日
-
長期保存食「からだを想う野菜スープ」シリーズ新発売 アルファー食品2024年4月25日
-
生産者と寄附者が直接つながる「ポケマルふるさと納税」が特許取得 雨風太陽2024年4月25日
-
焼けた香りや音に満足感「パンの食習慣」アンケート実施 パルシステム2024年4月25日
-
埼玉県産いちごの魅力を伝える「いちごソング」が完成2024年4月25日