中食の利用、月1回以上7割?8割2015年6月9日
26年度農業白書より
26年度食料・農業・農村白書では「中食」の利用状況をコラムで紹介している。
「中食」とは外食と内食の中間にある市販の弁当や惣菜など、家庭外で調理・加工された食品を家庭や職場、学校などでそのまま食べることや、それらの食材のことを言う。
農林水産省が消費者を対象に行った調査では、月1回以上、中食を利用する割合は、単身世帯、2人以上世帯とも、弁当類が7割、惣菜類が8割となっている。
利用の理由は「時間がない」(単身44%、2人以上47%)、「普段自分が作れないものを食べられる」(同43%、41%)の割合が高くなっている。また、単身世帯では「調理・片づけが面倒」が45%、「自分で食事をつくるよりも安い」が34%と割合いが高いことが紹介されている。
日本惣菜協会の調査では2014年の惣菜市場規模は初めて9兆円を超えた。同協会では惣菜は生活のインフラと認知されてきていると分析している。
(関連記事)
・若者に「田園回帰」の動き 26年度農業白書 (15.05.26)
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