台風6号の被害見込金額は、29億2000万円 農林水産省 2015年7月16日
農林水産省は7月14日に、平成26年12月以降の降雪等による被害面積は1380ha、被害見込金額は13億4000万円。台風6号による被害面積は1万4200ha、被害見込金額は29億2000万円と公表した。
農林水産省は、27年1月から6月までに発生した農作物被害について、被害見込金額総額10億円以上の調査結果を発表した。
○26年12月以降の降雪等による被害
主な被害発生地域は、愛媛県、秋田県、山形県などで、被害量は、切り花類等で1万7000本、鉢物類で3000鉢、それ以外は7740tとなっている。
作物別の被害見込金額は、みかん等の果樹が13億3000万円(被害総額の99%)。次いでなばな等の野菜が1100万円(同1%)、デルフィニウム等のその他農作物が200万円(同0%)となった。
都道府県別の被害見込金額では、愛媛県が12億円(被害総額の90%)。次いで秋田県が1億1800万円(同9%)、山形県が900万円(同1%)となった。
○台風6号(5月11日~13日)によるおもな被害
被害発生地域は、沖縄県、鹿児島県、大分県などで、被害量は切り花類等が28万6000本、切り葉は2万6000枚、その他は1万4700tとなっている。
作物別の被害見込金額は、葉たばこ等の工芸農作物が28億2000万円(被害総額の97%)。次いで、にがうり等の野菜が7200万円(同2%)、グラジオラス等のその他農作物が1500万円(同1%)となった。
都道府県別の被害見込金額は、沖縄県が28億円(被害総額の96%)。次いで鹿児島県が1億500万円(同4%)、大分県が200万円(同0%)となった。
(関連記事)
・天候不順による農作物被害防止・技術指導の徹底 農水省 (15.07.15)
・台風6号の影響で病害が発生しやすい 病害虫発生予報第2号 (15.05.20)
・台風18、19号の被害額35億円 (15.02.16)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日
-
「もしもFES名古屋2024」名古屋・栄で開催 こくみん共済coop2024年4月26日
-
農水省『全国版畜産クラウド』とデータ連携 ファームノート2024年4月26日